『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

2018年は「セルフメディケーション税制」最初の確定申告

確定申告の時期です。今年は「セルフメディケーション税制」という新しい制度がスタートして初めての確定申告を迎えます。メディアでちょこちょこと取り上げられていますし、お客さんからの問い合わせも時々あるのですが、全体的にはさほど注目されていない…

防風通聖散の副作用欄に「腸間膜静脈硬化症」が追加

防風通聖散という薬の説明書に新たな副作用の記載が追加されました。まれな副作用なので、神経質になる必要はありません。漢方薬だからと言って安全なわけではないということです。 www.daiichisankyo-hc.co.jp

ドラッグストア選びの基準「エブリデー・ロー・プライス」ってなんですか?

スーパーなどで「毎日安い!」と広告する店があります。これは小売業界で言う「エブリデー・ロー・プライス(EDLP)」という戦略です。特売日などを設けず、いつも安いですよという意味です。ドラッグストアでもこうした戦略を取っている会社があります…

便利・急成長・働きやすいという噂の最強ドラッグストア「コスモス薬品」

ドラッグストアなんてどこも同じと考えている人は結構いると思うのですが、そうとも言えないんじゃないでしょうか。こんなドラッグストアをご存知ですか? ①顧客満足度7年連続1位 ②突出した急成長を実現 ③働きやすい企業ランキング1位 この3つを満たすの…

あのイボの犯人は、どのウイルス?

イボには加齢に伴うイボと、ウイルス性のイボがあると昨日書きました。ウイルス性のイボの犯人は「HPV(ヒト・パピローマ・ウイルス)」といいます。そう、最近子宮頚がんワクチン問題で世間を騒がせているあのHPVです。 実はHPVにはいくつもの種類があり、…

「イボに効く」でクレームを受けたクラシエのヨクイニン広告

効かないのに、あたかも効くかのように宣伝していた―――。クラシエの市販薬「ヨクイニン」の広告に問題があったことを2月20日付の毎日新聞が報じています。 ウイルス感染が原因で起きるいぼにしか効果が望めない市販の服用薬の広告に、加齢によるいぼに効…

そして”爆買い”は消滅し、「越境EC」の時代が来る

中国の方々にとっての正月にあたる春節の大型連休が21日に終わりました。インバウンド消費の象徴である「爆買い」の光景にもすっかり慣れましたね。ただ、こうした特需がいつまでも続くとは、小売業界では誰も考えてはいないでしょう。では、次はどんな需…

楽天市場でも始まった市販薬の「ネットで注文、お店で受取り」サービス

ネット通販でお馴染みの「楽天市場」で、薬が”店頭受け取り”できる初のサービスが、1月25日からスタートしました。店頭受け取りとは、ネットで注文してリアルの店舗で商品を受け取るサービスです。自宅への配達だと、不在で受け取れなかったりして、けっ…

人気ナンバーワンブランド「パブロン」の怖い話

風邪薬のナンバーワンメーカーはどこかといえば、おそらく大正製薬でしょう。大正製薬が発売する風邪薬の「パブロン」はほとんどの人がその名を知っていると思います。実際、風邪薬の市場に占めるシェアも相当なもののようです。先日のこの記事から再度引用…

花粉症薬を買うときは薬剤師に「ステロイドはお勧めですか?」と聞くといい

花粉症といえば飲み薬ですが、実は点鼻薬と呼ばれる鼻に直接つける薬が効果的です。先日紹介したこちらの記事でも、その効果の高さに触れられています。 もう一つのコツは、のみ薬ではなく、点鼻薬や点眼薬を最初に使い始めることだ。「えっ、のみ薬が先じゃ…