『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

社員に高い目薬を配る「ぜいたく目薬制度」

岐阜県で社員に高い目薬を配る会社があるようです。社内の救急箱に風邪薬などを置いている会社はたくさんありますが、目薬は聞いたことがありません。でも、目薬を使っているデスクワークの方って結構いますよね。 ホームページ(HP)制作のリーピー(岐阜…

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」とニュートリショニズムからの脱却

医師で医療政策が専門の津川友介さんの本「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」を読みました。 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 作者: 津川友介 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/04/13 メディア: 単行本 この商品を…

「健康を食い物にするメディアたち」は無茶ぶりかもしれない

昨日は朽木誠一郎さんの著書「健康を食い物にするメディアたち」という本を読みながら、メディアを健康にする食い物たちを探して蕎麦屋に入りました。十割蕎麦のような「茶色い炭水化物」は体にいいらしいですよ。津川友介さん(医師、医療政策専門)の本に…

北米アリババ副社長Lee McCabeさんが語った「アリババと流通の未来」

中国にアリババというネット通販企業があります。このアリババのグループ企業が他の企業と一緒に、各家庭にある有効期限切れの医薬品を回収するキャンペーンを、3月13日から31日まで行ったそうです。中国国内では期限切れの薬が深刻な環境汚染の原因に…

ドラッグストアは2017年も市場拡大

ドラッグストア市場が拡大を続けている報道がありました。 www.syogyo.jp まあ、あくまで売上ですから、出店ペースを上げれば数字上の市場は拡大します。特色あるドラッグストアが生まれるのか、スケールメリットをとことん追求してやがて大が小を飲みこむよ…

防風通聖散(ナイシトール)がうんちの量を増やし、脂肪の吸収を抑えるのは本当か?②

うんちは増えるが、いいことばかりではないナイシトール 昨日の続きです。ナイシトールこと防風通聖散を飲むと、うんちが増えて、うんちの中の脂肪の量も増えることを示すネズミの研究結果が、海外の専門誌の電子版に掲載されました。 www.ncbi.nlm.nih.gov …

防風通聖散(ナイシトール)がうんちの量を増やし、脂肪の吸収を抑えるのは本当か?①

うんちを出してやせるのか? あるとき、友人から「ナイシトールでやせるのって、食べ物を吸収させないで便として出すからなんでしょ?とんでもない薬だね」と言われたことがあります。 ダイエット薬として知られている「ナイシトール」は、「防風通聖散」と…

これはいいかも!しみにくい頭皮の薬を選ぶなら「メディクイック」よりも新発売の「ムヒHDm」

頭皮のかゆみ、かぶれ、しっしんを治す塗り薬「ムヒHD」がリニューアルして、しみにくい「ムヒHDm」が4月3日から発売されることになりました。 【指定第2類医薬品】ムヒHD 30mL ※セルフメディケーション税制対象商品 出版社/メーカー: 池田模範堂 発…

ロキソニンを売るあの薬剤師が密かに考えている事

「この薬剤師は何を確認しているんだろう・・・」 ロキソニンを買うときに薬剤師と話していて、そんなふうに思ったことはありませんか?みなさん、薬剤師から今の症状や副作用歴について質問されると思うのですが、それらは何のために聞いているのかご存知で…

アンメルツが中国で作られる

肩こり薬「アンメルツ ヨコヨコ」でお馴染みの小林製薬が、中国で薬の製造を始めることを3月29日に発表しました。いままでは「日本で販売しているからこそ信頼できる」というのが、中国の方々が日本で薬を爆買いする理由とされていました。中国で作った日…