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ソフトコンタクトつけたまま使える、疲れ目に効く目薬

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種類が多いうえに違いが明確じゃないって、なにそれ

ドラッグストアにある目薬の数ってやたら多いなーと常々感じていたので、ある日、店の品数を数えてみた。そしたら、なんと114種類あった。一番多いのは“疲れ目系”の目薬で約40種類。その次に“ドライアイ系”が多くて、あとは“ものもらい系”とか“花粉症系”とか。

これだけ多いと、すべての製品の成分を頭に入れておこうとしたら、かなり骨が折れる。この店でアルバイトを始めた時、店内を案内してくれた年配の薬剤師が、

「目薬の違いは、正直よくわかりません」

と僕に言った。種類ばかりが多いけど、効果の違いは明確じゃないということだった。種類が多いうえに違いが明確じゃないって、なんだそりゃあと思った。

 

コンタクトしてても使える目薬、ある?

さて、アルバイトを始めて半年したころ、あるお客から、

「(ソフト)コンタクトをつけたままでも使える疲れ目の目薬ってある?」

と聞かれた。ソフトコンタクトと併用できる目薬は、ほとんどが”ドライアイ系”だ。コンタクトと併用できる疲れ目系の目薬を頭に入れてなかった僕は、あわててその場であれこれ手に取ってみた。といっても、疲れ目用の目薬だけで40種類あるので、全部確認できるわけじゃない。いくつかめぼしいものを手に取ってみたけど、ソフトコンタクトを装着しながらの点眼できる商品は見つからなかった。

お客が帰った後、“疲れ目系”目薬のコーナーの商品を手に取って一つ一つ調べた。やっぱりなかった。たぶん、疲れ目系に共通する薬効成分のせいで、ソフトコンタクトと併用できないのだろうと思った。

そこで僕は「疲れ目に効く薬はソフトコンタクトは不可である」と一旦結論付けた。

それから数か月後、再び別のお客から同じような質問をされたので、僕はそのような商品は店にないと回答した。

 

ソフトコンタクトでも使える2つの目薬

ところが。それからしばらくして、たまたま目薬メーカーのサイトを見ていて、僕は思わず「あっ」と叫んでしまった。ソフトコンタクトをしながらでも使える、疲れ目用の目薬を見つけてしまったのだ。

その目薬とは「アイストレッチ コンタクト」。目に潤いを与えるコンドロイチン、目のピントを調整するネオスチグミンという成分が入っている。一般的な疲れ目系の目薬よりは含有する栄養成分が少ないのだけど、ソフトコンタクトを装着したままでも使える。

早速店頭で確認すると、この製品は、“疲れ目系”のコーナーではなく、なぜか“ドライアイ系”のコーナーにあった。それで、最初に調べた時には気付かなかったのだ。僕は2回も間違った案内をしてしまった。たいへん申し訳ない気持ちになった。

 改めて店頭の“ドライアイ系”のコーナーを調べ直すと「ソフトサンティア ひとみストレッチ」という今年9月に発売した製品も、ソフトコンタクトを装着したままさせる疲れ目用薬だと言うことがわかった(最近、電車の中でもCMしてたorz)。なおさら申し訳ない気持ちになった。

この2製品が優れているのは、ソフトコンタクトをしたまま点眼できることと、一部の消費者が敬遠する血管収縮成分(テトラヒドロゾリン)と防腐剤を含まないことだ。一方、どちらも価格は高めなのに、通常の疲れ目薬と比べると疲れを癒す成分が少ないという欠点がある。

ここらへんのメリット・デメリットを整理したうえで、今後はお客に提案したいと思う。2製品の定価(希望小売価格)は以下の通り。

●アイストレッチ コンタクト 950円/12mL

ロートアイストレッチコンタクト | ロート製薬: 商品情報サイト

●ソフトサンティア ひとみストレッチ 1296円/5mL×4

ソフトサンティア ひとみストレッチ|製品情報:一般用医薬品|目の情報ポータル|参天製薬

 

「種類多すぎてわからない」

今回のミスは僕の勉強不足が原因だ。ただ、いまの店の様子をみるかぎり、薬剤師も登録販売者も、すべての商品の特徴を理解しているとは思えない。なにせ疲れ目向けの目薬だけで40種類もあるのだから。

「もう種類が多すぎて、よくわからないですよね」

と若手の登録販売者が僕に言ったことがある。他店もそうなんだろうか。

 

 

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