読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

女性にちょっと嬉しいビタミンCの選び方

ビタミン剤・ドリンク剤

f:id:kuriedits:20141207164617j:plain

ビタミンC選びのポイント「ナトリウム」「価格」

ビタミンCの失敗談。

ドラッグストアの医薬品コーナーにあるビタミンCを選ぶ時のポイントは、ざっくりいえば2つしかないと思っていた。

「ナトリウム」と「価格」だ。

2つの情報はネット上に溢れているから、ここではさっと触れるだけにしたい。まずビタミンCには、ナトリウムとくっついたタイプと、そうでないタイプがある。ナトリウムは血圧を上げる可能性があるから、血圧が気になる人はナトリウムのくっついていないビタミンCを買ったほうがいい。成分表を見て「アスコルビン酸ナトリウム」という文字がなければ大丈夫(アスコルビン酸はビタミンCの化学名)。

次に価格について。全く同じ成分・量で、すごく安い製品がある。僕の近所のドラッグストアで一番高いビタミンCは「タケダ『ビタミンC』」。これと全く同じ成分、同じ量の商品が、なんと1000円以上も安く売られている。唯一の違いは添加物なので、ふだん添加物の情報を気にしていないお客であれば、安いほうの製品を購入することをお勧めしている(ビタミンCの添加物についてはコチラ)。どのドラッグストアにも、大抵このような安いビタミンCがある。

 

添加物が気になる人のビタミンC

で、この2点さえおさえておけば大抵の接客はできるだろうなあ、なんて僕は思っていた。ところが、バイトを始めて3か月目の夏のこと。ビタミンCを購入するため来店した女性客に、突然こう言われた。

「添加物とか、あまり余計なもの入っていないものがいいんだけど。添加物が入っていないのってないの?」

添加物の入っていない薬!?それまでの余裕の接客から一転、しどろもどろに「うーん、そうですねえ・・・」と言葉に詰まった。添加物のない薬なんてあるか・・?と思いながら、いくつか商品を手に取りパッケージの成分を確認する。どれも添加物が入っている。「添加物が入っていないのは、ないですね」と言いかけて、そのお客が、

「こっち粉のタイプとか・・・」

と原末タイプの製品を指さした。僕は「いやあ・・」と心の中で呟きながら成分欄を確認したら、そこには添加物の表示がなかった。しまった、と思った。

「あ、添加物、ありませんね」

と間抜けな返答しかできなかった。

 

女性に話すと、ちょっと好評

冷静に考えればそうだ。錠剤の商品は、固めたりカサを増やしたりするために(カサを増やす添加物は専門用語で賦形剤〈ふけいざい〉という)、どうしても添加物を使ってしまう。でも、原末タイプであれば、そうした添加物を使わずに済む。なんでこんな初歩的なことに気づかなかったのだろうと落ち込んだ。

この恥ずかしい出来事があって以来、僕のビタミンCのポイントに「添加物」の有無が加わった。女性のお客に「添加物が気になるなら・・・」と、一言添えて案内すると、おおむね好評だ。添加物を気にする女性は多いから。

初めて原末を購入するお客の中には、錠剤よりもずっと酸っぱいのだろうと心配して、わざわざオブラートも購入しようとする人がいる。けれども僕個人の感想としては、それほど酸っぱさは感じない。よほど酸味が苦手な人を除き、安心して購入してほしい。

 

 

参考

激安ビタミンCの謎。その3つのタイプと選び方 - ドラッグストアとジャーナリズム