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飲んで治す口内炎治療薬「トラフル錠」の費用対効果を考えてみた

口内炎薬

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飲み薬の口内炎薬の実力は?

口内炎の薬といえば、塗り薬が一番メジャーだけれど、実は錠剤タイプの薬もある。塗り薬みたいにヌメヌメする不快感もないし、綿棒を用意して塗る手間も省ける。おー、いいじゃないですか。で、肝心の効果のほどは?

気になったので試してみた。

 

「トラフル錠」で試してみた

飲むタイプの代表は第一三共ヘルスケアの「トラフル錠」。たいてい、どのドラッグストアにも売っているという理由で選んだ。

トラフル錠(詳細)|第一三共ヘルスケア

トラフル錠は炎症を抑える「トラネキサム酸」や「グリチルリチン(甘草)」、粘膜の機能を助けるビタミン各種などが含まれている。ステロイドは入っていない(ステロイド成分が入っている飲み薬は、いまのところ市販薬にはない)。

トラフル錠と、「ケナログ」みたいなステロイド薬の、どちらが効くのか、僕はデータを知らない。ただ、医療者に聞いたら、たぶんステロイドのほうを選ぶ人が多いと思う。でも、やってみないとわからないから、トラフル錠を飲んでみた。

 

飲んだ結果

久しぶりの口内炎。「トラフル錠」を1日3回飲んでみた。ただし、服用開始の時点で、口内炎の痛みのピークは過ぎ、少し回復傾向にあった。

  1. 夜に1回目服用。朝起きた時は、あまり症状が変わっていなかった。
  2. 朝に2回目服用。だいぶ痛みはなくなった。ただ、歯が当たるとまだ痛い。
  3. 昼に3回目服用。舌でつついても痛くない。ただ、歯が当たるとまだ痛い。
  4. 夜に4回目を服用。症状変化なし。
  5. 昼に5回目を服用。症状変化なし。
  6. 夜に6回目を服用。症状変化なし。
  7. 朝に7回目を服用。症状変化なし。
  8. 昼に8回目を服用。症状変化なし。
  9. 服薬中止。翌日の夜には、歯があたってもいたくなくなっていた。

 

ラクだけど高額。効果は・・・

市販の口内炎薬のなかで、もっとも炎症を素早く鎮めると思われるステロイド薬と比較して、トラフル錠が治りが早かった印象はなかった。

使ってわかったことは、ケナログのように綿棒をわざわざ用意して塗らなくてすむのは、想像以上にラクだということだ。ケナログは塗るのがめんどうなので、日中はついつい塗り忘れてしまう。その点、トラフル錠ならさっと飲めるので、飲み忘れも少ないと思う。

欠点は値段が高いこと。24錠(4日分)で1000数百円で販売されている。一日換算で約300円かかるけど、速効があるわけではないから、この費用対効果はかなりビミョーだと僕は感じる。ちなみにケナログなら700~800円で買える。

繰り返しになるけど、効き目の優劣は今回はわからなかった。

結論としては、綿棒で塗るのが面倒な人は、トラフル錠をお勧めしたい。リーズナブルに治したいなら、ケナログのようなステロイド薬の塗り薬がいい。店員にも意見を聞いてみてほしい。

ちなみに、今年2月に「トラフルBBチャージ」というものが発売された。こちらはメーカーによると「治療」ではなく「ケア」という位置付け。「トラフル錠」とはちがい、炎症を直接抑える成分は入っていない。メーカーはプレスリリースに、塗り薬の口内炎薬と一緒に使うことができると記している。塗り薬と併用することで口内炎を早く治すことができるかもしれないけど、これまた高コストな一品という個人的な印象。


「トラフルBBチャージ」を新発売 ニュースリリース(2015年2月)|第一三共ヘルスケア