お知らせ

今日はブログを休みます。先日、こんな記事を見つけました。

「一流医師、二流医師、三流医師の見分け方」

医師を選ぶ上で参考になる記事だと思いますが、注意点を一つだけ。この記事は「最新の医学情報を知っている医師が良い医師である」という前提の上で書かれたものです。ところが実際は、最新の医学情報を持つ医師が、腕の良い医師であるとは限りません。これは、「最新の情報を持つジャーナリストが、腕のいいジャーナリストであるとは限らない」と同じことです。

腕のいいジャーナリストになるには、最新情報を集める以外に、情報の真偽を見分ける能力、問題を分析する技術、読者に効果的に伝える表現力などが求められます。いろいろな能力のうち、もっとも差がつくのは、分析する力と、読者に伝える表現力です。同じものを見ても、一流ジャーナリストと二流ジャーナリストでは、できた記事はまったく違います。最新の情報を持つことは比較的多くの人ができるのですが、分析力はトレーニングが必要ですし、文章表現力はその人の生まれ持った才能によるところが多いといえます。

知識を集めることと、それをどう運用するかは全く別の問題です。これは医療の世界にもあてはまることだとぼくは思います。