お知らせ

今日はブログを休みますが、あしたから、また日本の市販薬について書いていきます。よろしくお願いします。

最近の国内のトピックといえば、高コレステロールにまつわるアレでしょうか。「コレステロール値が高い人は卵とかをあまり食べない方がいい」というのはみなさんどこかで聞いたことがあると思いますが、さいきん、「食事でコレステロールをとっても、あまり血液中のコレステロール値に影響しないよ」ということになりました。それよりも、トランス脂肪酸が含まれるマーガリンとか菓子パンに注意しましょうとのこと。

これは前々から言われていたことで、たぶんほとんどの医療従事者は知っていたことだと思うのですが、あまり健康情報に関心がない人にとっては、

「は~~なんじゃそりゃー」

な展開だと思います。

関連記事をいくつか紹介します。

↑この見出しは言い過ぎかと…

あと、これ↓

最後の東洋経済の記事は、そうはいってもコレステロール値には気をつけましょう、放っておくと恐いですよ、という話も載せています。そこで、水泳の北島康介選手の元ライバル選手が高コレステロールによる心筋梗塞で亡くなった話を「典型例」として持ち出しています。ただ、この元ライバルはどうやら「家族性高コレステロール血症」という遺伝性の病気だったようで(※)、これが果たして「典型例」にあたるのかどうか、ぼくにはよくわかりません。

ま、いずれにしろ、いままでの日本の医療が、コレステロール値を下げる薬を過剰に患者に与えていたということは、ほとんどの医療従事者の意見が一致するところだと思います。

そして、これが現代の製薬会社が儲けすぎていると批判される典型的な事例でもあります。

 

 

※家族性は、高LDL-C血症患者の約8.5%との報告がある。稀ではないけど、決して多数派ではないかと・・・。http://www.j-athero.org/specialist/fh_s.html