新商品が気になる人がチェックすべき2つの薬。「スイッチOTC」と「ダイレクトOTC」。

f:id:kuriedits:20150223135511p:plain

要注目の2つの薬「スイッチ」&「ダイレクト」

おもしろいというと怒られそうだけど、ドラッグストアの薬(医薬品)のなかで、消費者に興味をそそられる薬は2つある。 その名も「スイッチOTC」&「ダイレクトOTC」。

カッコいい名前!

 

病院に行かずに買える効果高そうな薬「スイッチOTC」

スイッチOTCとは、病院で処方されていたものが市販で購入できるようになった薬のこと。病院にかからずに、病院で処方されるものと同じ成分・量のものがドラッグストアで購入できる。近年発売されたものには、例えば次のような商品がある。

 

アレルギー性鼻炎薬「コンタック鼻炎Z」

成分名:セチリジン塩酸塩(処方薬名「ジルテック」)

中性脂肪改善薬「エパデールT」

成分名:イコサペント酸エチル(処方薬名「エパデールS」)

過敏性腸症候群(再発)薬「セレキノンS」

成分名:トリメブチンマレイン酸(処方薬名「セレキノン」)

 

スイッチOTCは上記の他に、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」やアレルギー性鼻炎薬「アレグラFX」、ヘルペス薬「アラセナS」など、挙げたらそこそこの数になる。市場調査会社の富士経済の調べでは、スイッチOTC市場は過去14年で1620億円拡大した(2014年)。この増加傾向は今後も続くと見られている。

スイッチOTCの市場規模 14年で1620億円 右肩上がりの傾向 富士経済調べ | 市場調査 | 国内ニュース | ニュース | ミクスOnline

 

病院で処方されない薬「ダイレクトOTC」

つづいてダイレクトOTC。これは、病院で処方された経験がなく、いきなり(”ダイレクト”に)市販薬として登場した薬のことを指す。病院で使用経験のあるスイッチOTCとは異なり、”本邦初”の薬といえる。 いま発売されているダイレクトOTCの特徴としては、海外では以前から使用されていて、その後日本でも臨床試験(医学的な効果が見られたかどうかを調べることです)をして、薬としての効果がちゃんと認められた成分であること。

例えば次の商品がある。

 

足のむくみ薬「アンチスタックス」

成分名:赤ブドウ葉乾燥エキス

【新製品】足のむくみ改善する初の内服薬‐西洋ハーブ有効成分のダイレクトOTC新発売 エスエス製薬 : 薬事日報ウェブサイト

月経前症候群薬「プレフェミン」

成分名:チェストベリー乾燥エキス

【新製品】月経前症候群の不快症状を緩和‐西洋ハーブ薬「プレフェミン」発売 ゼリア新薬 : 薬事日報ウェブサイト

 

誤解がないように言っておくと、どちらの薬も、なにか特別な成分を使っているわけではない。類似の商品がサプリメントとして発売されている。

たとえば、アンチスタックスの類似品がコレ↓

含まれる有効成分量が少ないので注意。

プレフェミンについても、こんな類似サプリがある。

 この他に、育毛薬「リアップ」もダイレクトOTCの1つだ。 ダイレクトOTCは、スイッチOTCと比べると商品点数はかなり少ない。

 

薬剤師がいないと買えないので注意

消費者的には次のように捉えておけばいいと思う。

・スイッチOTC→他の類似の市販薬よりも効き目が高そう

・ダイレクトOTC→海外で広く使われている変わり種

薬は飲むにこしたことはないけれど、とりあえず症状を抑えたいときは、上記2つのタイプの薬を買うことを検討してはどうだろうか。ちなみに、法律上、どちらも、店頭に薬剤師がいないと、購入できないのでご注意。