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外国人の買占めに対して、購入制限を決めているのは誰ですか?【質問シリーズ】

↓の企画に寄せられた質問と回答を紹介します。

今回取り上げる質問は、穗穗さんからです。穂穂さんは「及時行楽」というブログを運営されています。中国の方とは思えないほど、日本語がお上手で驚きます。そのうち僕のブログも中国語に訳してほしい・・・。ブログはとてもおもしろいので、ぜひのぞいてみてください。

 

 

質問&回答の注意事項

以下に示す回答は、あくまでぼく個人の考えです。あまり重く受け止めず、こんな考え方があるのね、くらいに捉えていただけると幸いです。また、他の読者の方で(もちろん薬剤師・登録販売者の方をふくめ)、読んでいて異論反論がある場合、事実と異なる記載がある場合、言葉足らずと思った場合は、コメント欄に書いていただけると嬉しく思います。ぼくも勉強になります。

なお、回答は例によって、質問文のちょうど5倍の文字量でお答えしています。

また、今回、穗穗さんからは2つ質問をいただきました。二日に分けて紹介します。

 

質問→ 商品の購入点数を制限するのは店ですか?メーカーですか?

穗穗 さん

「最近、中国人が買いまくる商品にいくつか購入数量の制限がありまして、それはドラッグストアが決めたのか、それとも、メーカーが決めたのでしょうか?もし、メーカーが決めたのでしたら、こんなに必要とされているのに、なぜもっと生産しないのでしょう?」(118文字)

 

回答→店側の判断で制限しています。

僕が知るドラッグストアは、どこも店側が自主的に購入点数を制限しています。通常の商取引から想像するに、おそらくどのドラッグストアでも店側が購入制限を決めているはずです。企業側としては、増産して対応しているものの需要に追いついていないという話があります(※)。

ドラッグストアが購入数量を制限するのは、転売目的以外の客への影響を抑えるためです。メリーズおむつが代表的な例ですが、販売価格が仕入れ価格を下回っていることもあります。おむつを極端に安くしてママさん層を取り込み、日用品を“ついで買い”してもらうためです。ところが、転売目的の客はおむつだけを購入するので店は損をします。そこで「お一人様2つまで」などと制限するわけです。

観光客には見えない若い中国人風男性が、大量のオムツを購入することがあります。転売目的が透けて見えるのですが、外国人で怪しいからという理由で拒否することはできません。それは「差別」にあたると考えられるからです。外部から差別と批判されることを恐れる企業にとって、一律で購入数量を制限する方法は、波風の立ちにくい無難な選択なのだと思います。なにせ、人種問題は人の理性を狂わせます。僕が以前書いたエントリにも、見知らぬ人から僕を罵倒するコメントがきました(非公開で即消去)。たぶん、他の人も似たような経験はあると思います。いまの日本社会を、よく表していると思います。(590文字)

 

http://www.news-postseven.com/archives/20141212_291306.html