読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

四十肩・五十肩・肩こりに・・・外人さんウキウキの「肩用ラックル顆粒」の効果

手足・腰・肩等の痛み

f:id:kuriedits:20150709184338p:plain

肩に効くもう一つの「ラックル」

前回に引き続き、インパクト抜群の「ラックル」CMの立役者、ウォルター・アントニーさんに再びご登場いただきます。

「肩用ラックル顆粒」、こちらのCMも香ばしい。アントニーさんの笑顔が眩しすぎて脳裏から離れません。

www.youtube.com

 

肩用ラックルはなぜ、肩の痛みにいいのか

「肩用ラックル顆粒」は、四十肩、五十肩、肩こりなどに効く漢方薬。その成分は「独活葛根湯(ドクカツ カッコントウ)」という。

「独活葛根湯」は、「独活」と「地黄(ジオウ)」と「葛根湯」をミックスさせた漢方薬だ。

「葛根湯」は、有名な漢方薬の一つで、主に体を温める作用があり、一般的には風邪薬として飲まれることが多い。さらに、これに含まれる「葛根」という成分が、肩や首筋の凝りを治す効果があるので(※1)、肩こりの症状にも使える。市販薬でもたくさんあるし、病院でも処方される。

一方の「独活」は、ウドの根茎が作られた成分で、鎮痛作用がある(※2)。「地黄」は、ゴマノハグサ科の植物で、血流を改善する効果がある(※3)。

つまり、独活葛根湯とは、肩こりに効く「葛根湯」に、鎮痛作用のある「独活」と、血流をよくする「地黄」をプラスした薬ってこと。

 

飲むなら1週間は続けたほうがよさそう

独活葛根湯と葛根湯の違いをぼくの印象でいえば、”痛み”をより抑えるようにしたのが独活葛根湯だ。 

「独活葛根湯」は、「独活」と「地黄(ジオウ)」と「葛根湯」をミックスさせた漢方薬であると書いたけど、正確には「独活葛根湯」に含まれる葛根湯の部分は、通常の葛根湯よりも量が少ない。たとえば、通常の葛根湯は、肩の凝りをとる「葛根」が1日当たり8g含まれている一方で、独活葛根湯に含まれる「葛根」は5gでちょっと少ない(※4)。そのかわり、独活葛根湯には鎮痛作用のある「独活」や、血流をよくする「地黄」を加えている。ともに、四十肩、五十肩の症状を和らげてくれる。

独活葛根湯が体の内側から血流を改善したり、肩の凝りをほぐしたりするためには、効果が表れるまでに少し時間がかかると思う。とりあえず1週間は飲み続けた方がいいだろう。1回飲んですぐに痛みが消えるような薬ではないだろう(※5)。

また、ベースは葛根湯なので、汗かきの虚弱体質には、どちらかといえば向かないという見方もある(※6)。

 

同じ独活葛根湯にもいくつか種類がありますよー

独活葛根湯は、いくつかのメーカーから発売されているのだけど、成分量に微妙な違いがあるので、ちょっと注意。いくつか紹介↓

【第2類医薬品】ラックル顆粒 14包

【第2類医薬品】ラックル顆粒 14包

 

 

【第2類医薬品】シジラック 84錠

【第2類医薬品】シジラック 84錠

 

  

【第2類医薬品】ロート独活葛根湯錠 168錠

【第2類医薬品】ロート独活葛根湯錠 168錠

 

で、例えばこの3つのうちでは、「肩用ラックル顆粒」だけが他の2製品よりも、使われている成分の量が2倍多い。普通に考えると、肩用ラックルが一番よい薬ってことになる。

 

メーカーによって製造技術に差があるという話

で、これに対して「シジラック」の発売元の小林製薬は「成分の抽出量がちがう」とアピールしていて(※7)、たしかに成分量だけで単純比較はできないのだけど、小林製薬の説明を見ても、2倍の成分量を補うほどの説得力は、個人的には感じられない。

いずれにしろ、同じ名前で同じ量の漢方薬でも、作るメーカー側の技術などによって効果に差が出るという話は、漢方専門家からわりとよく聞く(※8)。この点は知っておいていいと思う。そういうことがあるらしいってこと。

いまのところぼくは「肩用ラックル顆粒」が単純に成分が多いという理由でお勧めするけど、これは薬剤師・登録販売者によって意見が分かれるかもしれないので、店頭でも聞いてみてはどうでしょう。

体験談があったら教えてください。

 

 

※1「漢方診療ハンドブック」参照。正確には、葛根だけが肩や首筋の凝りに効くというわけではなく、葛根湯の成分のうち桂枝湯に該当する5つの成分が発汗させるので、そちらの効果もあるとは思う。ここでは便宜上、このように書いている。

※2ウド Aralia cordata Thunberg (ウコギ科) 今月の薬草 社団法人日本薬学会

※3「漢方診療ハンドブック」と、右記参照。ジオウ(地黄) タケダの生薬・漢方薬事典 | タケダ健康サイト

※4満量処方の製品で比較

※5ちなみに、実際に肩こりを治した話も。肩こりに対する独活葛根湯の偉功|大阪弁天町の漢方薬局「廣田漢方堂薬局」のブログ

※6メーカーの添付文書には、胃弱、著しい発汗傾向は、薬剤師などに相談することと記載されている。

※7シジラックの効能・効果|痛くて腕が上がらない四十肩、五十肩にシジラック|小林製薬。なぜかシャクヤクとマオウの比較しか載せていない。抽出率が優れているのなら、すべての成分で公表するのが通常ではないだろうかと思うが、その説明がないので、恣意性を否定できない。

※8肩こりに対する独活葛根湯の偉功|大阪弁天町の漢方薬局「廣田漢方堂薬局」のブログ