お知らせ

今日はブログを休みます。ところで近藤誠さんっていう医師をご存知でしょうか。もう何十年も前から、「がんと闘うな」と主張している方です。刺激的なタイトルの本をたくさん出しています。

医者に殺されない47の心得  医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

 

 

がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書)

がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書)

 

この方、医療従事者からは非常に評判が悪いんですね。その理由は、近藤さんが「患者は病院にかかるな」といって医者の食い扶持を減らしているから、ということではなくて、近藤さんの言っていることが医学的に誤っている、ということのようです。

ググっていただければすぐわかりますが、近藤さんを批判する医者の意見はとても多くあります。

たとえば、ガン専門医の勝俣範之さんというお医者さんが、反論本を出しています。勝俣さんはガン治療で有名な方です。写真ではちょっと恐そうな先生ですが、論文執筆にあたりお世話になったぼくの薬学部時代の友人は、すごくいい人だった、といってました。

勝俣さんが講演などのために作成したスライドは、ウェブ上で無料公開されているのですが、これがまた非常に勉強になるのです。

「オンコロジストになるための必要なスキルとは?」(オンコロジストとはガン専門医のことです)は、医師とがん患者の付き合い方が示されていて、一般の方が読んでも十分興味深い内容です(スライドの後半部分です)。患者さんのことをちゃんと考えているお医者さんなんだ、ということが十分よく伝わってきます。

www.slideshare.net

いろいろな見方があるのは結構なこと、とはいえ、人の命にかかわることですから、そうもいってられないところもあるのでしょう。

しかし、こういうものは、どちらが正しかったと、誰が何をもって判断するんでしょうね?