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爽やかサラリーマンの心を救う「救心錠剤」?

ビタミン剤・ドリンク剤 その他の製品

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若々しい男性が救心を使う?

今年、「救心錠剤」が発売した。さいきん、電車の中で広告を見かける。救心といえば、動機息切れの薬で高齢者が使うイメージがあるのだけど、最近の広告に載っているのは、スーツ姿で爽やかなルックスの若々しい男性。「責任世代には、救心錠剤がある」というキャッチ―だ。ほほう、働き世代のための救心なの?

www.kyushin.co.jp

 

ドラッグストアショーでも紹介

この商品、今年参加した「ドラッグストアショー」でも救心製薬のブースでピーアールされていた。会場で配布されたチラシを開くと、

「仕事のストレスや過労から 何かと不調が現れやすい責任世代。救心錠剤がお役に立ちます」

と大きく書かれている。気持ちを静め、ストレスを和らげる生薬成分が入っているのだろうか?ところが、効能の部分を見ると「どうき、息切れ、気つけ」としか書かれていない。これじゃあ、いままでの救心と変わらないじゃないですか。ブースのスタッフに聞いてみた。

「効能には『どうき、息切れ、気つけ』としか書いてないですけど、ストレスによる症状にいいんですか?」

「えー、そうですね」

「ストレスと息切れって、ちょっと結びつかないんですけど・・・」

「ストレスにさらされている時って、体にどんなことが起きますか?」

「んー、頭が重くなったり、疲れたり」

「そういうときに飲めばいいんです!」

なるほどっ!・・・ってなんだかうまくまるめこまれた感が。

 

ストレスがたたってドキドキ

このスタッフさんは、専門知識のないかたのようだったので、多くを求めてもしょうがないのだけど、正直、なぜ救心錠剤がストレスを抱えたサラリーマン向けの薬なのかは、よくわからなかった。

チラシには、

ストレス・疲労の蓄積>自律神経の乱れ>血液循環の滞り>体内の酸素不足>ドキドキする。息が切れる

と流れが書いてあるが、ドキドキ、息切れするほど仕事でストレスや疲労を抱えているのなら、生活そのものも見直す必要がありそうだ。個人的には、極端な寝不足時にはドキドキすることがあるので、そういうときに飲んでみようかなという気はする。ドラッグストアショーでもらったサンプルは、体調がすぐれないときに飲んでみた。残念ながらなんら効果は実感できなかった。これはドキドキしているときに飲むべきものなのか。機会があれば、また試したい。

 

成分は「救心錠剤=救心」でちょっとガッカリ

注意点もある。若者向けの広告なので、てっきり旧来の救心とは異なる成分かと思いきや、そうではない。中身はまったく同じである。なあんだ。

つまり、この会社は、まったく同じ製品で、若者も使えますよ的な広告をつくったわけだが、これはどうだろうか。

【第2類医薬品】救心錠剤 9錠

【第2類医薬品】救心錠剤 9錠

 

 救心錠剤と同じである救心については、過去に記事にしている。

drugstore.hatenablog.com