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花粉症薬アレグラが薬剤師不在でも買える

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アレグラがいつでも買える

こと市販薬に限っていえば、今年最も影響の大きなニュースかも。

今月1日から、花粉症薬の「アレグラ」が、ドラッグストアに薬剤師がいなくても買えるようになった。レジや棚にかけられた「ただいまの時間は、薬剤師がおりません」の札にガッカリしなくていい。いつでも買えるんだから。

登録販売者は「は?薬剤師がいなくてアレグラ買えない?ふざけんな」という、せっかちなお客に怒られないですむようになる。自分で売れるんだから。

 

ネットでも購入しやすく

インターネットの購入方法も変わった。いままでは薬剤師とメールのやりとりをして購入していた。今後はメールのやりとりはすっとばして、ほぼワンクリックで購入できるようになった。

店頭でも、インターネットでも、購入しやすくなった。

www.allegra.jp

 

あべこべ制度!?

これはなかなか大事件である。

市販薬のアレルギー薬に使われている成分は、ほとんどが昔からある成分で、注意すべき副作用が比較的多い。これに対して、新しい薬のアレグラは、どちらかというと副作用が少ない。

まだアレグラが薬剤師しか売れなかった頃、知り合いの薬剤師とこんな会話をしたことがある。

薬剤師「市販薬で使われているアレルギー薬って、古い成分を使ってますね」

ぼく「そうですね」

薬剤師「副作用とか考えると、アレグラのほうがお勧めしやすいなあ」

ぼく「たしかにアレグラの方が安全に使えますね」

薬剤師「副作用が心配な古い成分の薬がセルフで購入できて、安全性の高いアレグラが薬剤師のチェックが必要って、おかしいですね」

薬の制度が、世間の人たちが思うほど合理的とは限らない。アレグラが薬剤師のチェックが必要だった理由はそれなりにあるのだけど、制度の抜け穴というか、歪みというか、そういうことがある。

アレグラの解禁は、その良し悪しにやや議論があってもいいが、個人的にはアレグラ買いやすくなって、よかったように思う。