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鼻の風邪に効くのはどっち?パブロンメディカルN 対 ルルアタックNX

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パブロンとルルで効くのはどっち?

2017年9月に、風邪薬のパブロンから一気に4製品が発売された。鼻水が出る、咳が出るなどの気になる症状に合わせて選べるのが特徴。

さて、風邪薬といえばパブロンに比肩するブランド「ルル」があるわけだが、どちらがより効くのか。成分を比べてみようじゃないか。

 

新発売の「パブロンメディカル」の実力は?

新発売したパブロンの一つが「パブロンメディカルN」。鼻の風邪に適した薬というふれこみだ。一方、ルルにも、鼻の風邪に特化した「ルルアタックNX」という商品がある。どちらが優れているのか。

【指定第2類医薬品】パブロンメディカルT 18錠

【指定第2類医薬品】パブロンメディカルT 18錠

 

 

【指定第2類医薬品】ルルアタックNX 24錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

【指定第2類医薬品】ルルアタックNX 24錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

 

それぞれの成分は以下の通り。

パブロンメディカルN(1回量)

鼻に効く成分:塩酸プソイドエフェドリン 45mg、d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 1.17mg、グリチルリチン酸ニカリウム 13.3mg

熱に効く成分:イブプロフェン 150mg

咳に効く成分:L-カルボシステイン 250mg、ジヒドロコデインリン酸塩 8mg

 

ルルアタックNX(1回量)の成分は以下の通り。

鼻に効く成分:ベラドンナ総アルカロイド 0.1mg、クレマスチンフマル酸塩 0.44mg

熱に効く成分:イブプロフェン 150mg

咳に効く成分:ブロムへキシン塩酸塩 4mg、ジヒドロコデインリン酸塩 8mg、dl-メチルエフェドリン塩酸塩 20mg

その他:無水カフェイン 25mg 、ベンフォチアミン 8mg 、リボフラビン 4mg

 

結論。鼻ならパブロンメディカルN

成分を直接比較したデータがない。というわけで、個人的な印象としては次の結論。個人の感想ね。

鼻症状→鼻水は互角かもしれないが、鼻づまり改善ならパブロンの勝ち(※)

熱症状→互角

咳症状→どちらかといえばルルアタックの勝ち(※)

鼻の症状のうち、鼻づまりを特になんとかしたいならパブロンでいいだろう。ただし、使用している成分の都合上、高血圧や前立腺肥大の人は服用できない(ルルアタックは飲める)。ルルアタックNXは、風邪の鼻症状に特化していることをアピールしているわりには、実はあまり鼻に効く成分が充実していない。

 

カフェインもメチルエフェドリンも使ってない

その他の違いとしては、ルルにはビタミンとカフェインが入っている。一方のパブロンにはカフェインが入っていない。ビタミンをちょっとでもとりたいならルルアタック、夜の眠りを妨げたくないならパブロンという選択もいい。

パブロンにはカフェインも、咳止めのメチルエフェドリンも入っておらず、これは風邪薬の中では大変珍しい。ちょっとした新境地である。

 

風邪薬を購入する必要があるかも含めて店員に相談

ここではわかりやすくするためにあえて結論を書いたが、実際は成分が多ければ良く効くというものではない。また、鼻にはパブロンのほうがいいと書いたが、はほとんど差がない可能性は十分ある。それなら価格で選ぶのもいいだろう。

風邪薬といっても、成分の差はあるんだということが分かってもらえればと思う。興味を持てたら、ドラッグストアの店員に「どちらの薬が効きますか?」と聞いてほしい。そもそも風邪薬を購入する必要があるのか?を含めて色々教えてくれるはずだ。

 

 

参考

※鼻に関しては、プソイドエフェドリンなど2種が入っている、咳に関してはメチルエフェドリンが入っているというシンプルな理由による結論。あくまで個人の印象でありエビデンスベースではない。