市販薬をネット批判したら突然逮捕された。そんな恐ろしいことが中国であったようです。
中国で人気の伝統薬用酒「鴻茅薬酒(Hongmao Medicinal Liquor)」を「毒薬」などと評した医師が訴追手続きもないまま3か月間も警察に逮捕・勾留され、同国の医学界に怒りが広がっている。
ニューヨークタイムズの別の記事によると、この男性医師はネット上で中国で有名な伝統薬「鴻茅薬酒(Hongmao Medicinal Liquor)」を毎日飲むと毒であると批判したところ、地元警察に逮捕され、100日以上も拘留されたそうです。
日本で言ったら養命酒みたいな薬ですね。これがいま、中国では大問題になっているそうでして、その内容はこちらのブログに詳しく書かれています。
この薬酒メーカーは、医師のブログ記事により、返品の問い合わせが大量にあり、それで損害を被ったと主張しているそうです。が、世論の風向きが大きく変わり、このメーカーへの批判が殺到しており、倒産するのではないかとまで言われているそうです。
なかなか興味深いエピソードでした。