ドラッグストアとジャーナリズム

自分に合った市販薬を選びませんか?

ドラッグストア情報

「規制のサンドボックス制度」から生まれた「市販薬自動販売機」の是非【2021/4/19~4/23のニュース】

市販薬が自動販売機で売られる!?思いがけないニュースが業界紙から飛び込んできました。自動販売機って買えちゃうって、どんだけ自由なんですか。戸惑いを隠せないままとりあえず政府の資料をよくよく読むと・・・んん??どうやら私たちがイメージする缶…

「見て見ぬふりをしない」市販薬乱用ケースとの向き合い方、その介入方法

先日、市販薬の長期乱用の方と話して、自分ではわりかしうまくいったなと感じました。うまくいった事例として手元のノートに記録しました。 さて、今日は本の紹介です。「クスリ早見帖」でおなじみの内科医、平さんに教えていただいた『いまどきの依存とアデ…

マツキヨとココカラがいよいよフュージョン!新体制の名前が長い!【2021/2/22~2/26のニュース】

今週のニュース、3本です。 1本目。医療用医薬品の話になってしまいますが、厚労省からNSAIDSの添付文書の改訂指示が2月25日付けでありました。妊婦投与への項目についてです。緊急性はないという判断からか、意外と時間がかかりましたね。 令和2年度指…

【特別企画】薬剤師が注射を打つって、どういうこと?米国薬学生に聞いてみました

薬剤師による予防接種が当たり前の国のお話 さあ、久しぶりの特別企画です。日本ではいよいよ医療従事者に対する新型コロナワクチンの接種が始まりました。海外では一足先に地域住民への接種も既に始まっており、米国では2月からドラッグストアでも薬剤師が…

カルテヒルドイドが行政の指摘で名前変更へ【2020/11/2~11/6のニュース】

コーセー化粧品が9月に発売した人気の新商品「カルテヒルドイド」の名前(愛称)が「カルテHD」に変わることになりました。同社の11月6日のニュースリリースによると、次の理由とのことです。 この度、東京都より、変更前の本シリーズの愛称は、一般消費…

新型コロナで密かに起きていた市販薬の混乱のこと

市販薬でも起きていた新型コロナのパニック わたしでなくてもよいのだけど、わたし以外書く人がいなさそうなので書こうと思います。あ、わたし以外書く人がいないというのは、”書けない”のではなく”書くのがめんどい”という意味です。”書ける”と”書けない”の…

新型コロナを語るならセルフメディケーションも語らねばならない

1960年代のセルフメディケーションを解体せよ 小売業に身を置くわたしは、ここ数ヶ月の間、多くの生活者の不安や混乱を目の当たりにしてきました。そこで見て感じたことは、日本の「セルフメディケーション(self-medication)」の概念は一旦解体した方がい…

漢方薬の時代が来る(かもしれない)【2020/4/20~4/24のニュース】

ドラッグトピックスという業界紙の今週号(2020年4月20日号)に漢方特集が組まれていました。漢方薬の市場は右肩上がりです。 「ここ20年で、生活者に最も浸透したOTC医薬品の一つは、漢方薬といえる。1996年から2018年までの間に販売金額が最も伸…

緊急事態宣言1日目に感謝されて、素直に喜べなかった悲話

緊急事態宣言が本日4月8日に発動しました。見慣れたはずの朝の町の風景が、なんだかいつもと違って見えました。道ゆく人の数も少ない気がします。一体、今日から何が起きるのか。緊張しながら店に出勤しました。 店がオープンすれば、いつもと同じ。マスク…

【新春特別企画】どうして、ドラッグストアの薬は『残念』なのか?

胸に刺さった大きなブーメラン あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 さて、2020年の当ブログはインタビューから始めたいと思います。控えめにいって、かなり貴重なインタビューです。 ご登場いただくのは、市販薬メーカー勤務…

【2018年版】ドラッグストア利用者は絶対知っておきたい市販薬ニュースTOP10

2018年も残り4日となりました。今年もこのブログを応援してくださったすべての方々に感謝します。御礼にもなりませんが、今年1年を振り返って、市販薬のニュースを10個選びました。ドラッグストアを日頃利用されている方、ドラッグストア業界に興味…

【アンケート結果】キャラクター目薬は「アリ」か「ナシ」か

先日、北斗の拳の目薬を紹介した時に「キャラクターで薬の購入を誘導するってアリなんでしょうか?」という疑問を書きました。みなさんはどうお考えでしょうか。 気になったのでツイッターでアンケート調査をしたところ、意外な結果となりましたので報告しま…

ドラッグストアで働きたい人、ドラッグストアで働いている人が知っておくべき2つの話

経産省とドラッグストア協会が未来を語る このブログで以前、ドラッグストアやコンビニ、スーパーなどの無人レジ化が進んでいることを紹介しました。その続報です。 専門誌『流通テクノロジー』2018年7月号に、無人レジ化をけん引する経済産業省の担当…

メガネのJINSが目薬の販売をスタート!その5つの特長を紹介します

ななな、なんとメガネショップのJINSが、市販薬の販売をネットで始めました。その名も「JINS drug+」。なかなかカッコイイサイトです。 www.jins.com JINSの公式サイトによると、2018年5月10日よりスタート。同社のニュースリリースより引き…

ロキソニンのネット購入は薬剤師が目を光らせている

昨日こんなツイートがありました。 【悲報】みきー、Amazonでロキソニンを購入できなくなる最近頻繁にロキソニンをAmazonで購入していたみきー。Amazonの薬剤師さんから電話があり、かかりつけの主治医に相談し処方してもらって下さいとのこと‍♂️みきーの好…

ドラッグストアの勢いが止まらない??

相変わらずドラッグストア業界は勢いがありますという記事がありましたので紹介します。 dot.asahi.com

ドラッグストア各社のプライベート・ブランド商品の特色

大手ドラッグストア各社にはプライベート・ブランドと呼ばれる独自の商品があります。各社の特長をさくっとまとめたこちらの記事がありました。それによると、 ウエルシア・・・健康志向の食品が充実 ツルハ・・・全体的に品質が高く、健康食品が安い サンド…

北米アリババ副社長Lee McCabeさんが語った「アリババと流通の未来」

中国にアリババというネット通販企業があります。このアリババのグループ企業が他の企業と一緒に、各家庭にある有効期限切れの医薬品を回収するキャンペーンを、3月13日から31日まで行ったそうです。中国国内では期限切れの薬が深刻な環境汚染の原因に…

中国人観光客に人気の薬はいまも「サンテFX」だった

中国の方々に人気の市販薬は、いまも「サンテFX」のようです。根強い人気ですね。記事によると、ピーチ味が人気が出る傾向があるそうです。これもおもしろいですね。 www.sankeibiz.jp そして、ランキングの中にうまい棒が・・・。

ドイツのドラッグストアには市販薬がない!?

それもうドラッグストアじゃないじゃん、というツッコミはさておき、昨日に引き続き、こちらのシリーズから。 news.nicovideo.jp この記事によると、なんと、ドイツのドラッグストアには市販薬が置いていないそうです。なんと! ドイツには、「dm」、「ミュ…

知ると買い物が100倍楽しい、無人化するドラッグストアの「スマート化」宣言!

先日書いたドラッグストアが無人レジになるという記事の続報です。 drugstore.hatenablog.com 記事に書いた通り、これは経産省がやっていることでして、すでにコンビニ業界では昨年2017年に「コンビニ電子タグ1000億枚宣言」を発表しています。 さて…

ナイシトール、ユクリズムなどに追記された重篤副作用「腸間膜静脈硬化症」とはどんな病気か

2月に漢方薬の副作用が追加されました。サンシシという成分を含む漢方薬を長期に服用すると、非常に稀ではありますが「腸間膜静脈硬化症」という重い副作用が表れることがあるというものです。 対象となる市販の漢方薬はサンシシを含む飲み薬全部。温清飲、…

2018年、風邪薬のルルが12歳未満に使えなくなった理由

風邪薬でお馴染みの「ルル」シリーズの一部が、12歳未満の子供に使えなくなりました。メーカー(第一三共ヘルスケア)が、2月に正式にリリースしました。12歳未満に使えなくなる風邪薬は、「ルル」「ルルゴールド」それから「プレコールエース」です。…

無人レジの大規模導入に薬剤師から悲観論が上がる理由

さて、一部の大手ドラッグストアで全店に無人レジが導入されることを、日経新聞が3月8日付で伝えています。全店ですって!すごい。ちょっとした革命です。 国内大手ドラッグストアが2025年までにすべての店舗で無人レジを導入する。医薬品や化粧品などにI…

ドラッグストア選びの基準「エブリデー・ロー・プライス」ってなんですか?

スーパーなどで「毎日安い!」と広告する店があります。これは小売業界で言う「エブリデー・ロー・プライス(EDLP)」という戦略です。特売日などを設けず、いつも安いですよという意味です。ドラッグストアでもこうした戦略を取っている会社があります…

便利・急成長・働きやすいという噂の最強ドラッグストア「コスモス薬品」

ドラッグストアなんてどこも同じと考えている人は結構いると思うのですが、そうとも言えないんじゃないでしょうか。こんなドラッグストアをご存知ですか? ①顧客満足度7年連続1位 ②突出した急成長を実現 ③働きやすい企業ランキング1位 この3つを満たすの…

そして”爆買い”は消滅し、「越境EC」の時代が来る

中国の方々にとっての正月にあたる春節の大型連休が21日に終わりました。インバウンド消費の象徴である「爆買い」の光景にもすっかり慣れましたね。ただ、こうした特需がいつまでも続くとは、小売業界では誰も考えてはいないでしょう。では、次はどんな需…

楽天市場でも始まった市販薬の「ネットで注文、お店で受取り」サービス

ネット通販でお馴染みの「楽天市場」で、薬が”店頭受け取り”できる初のサービスが、1月25日からスタートしました。店頭受け取りとは、ネットで注文してリアルの店舗で商品を受け取るサービスです。自宅への配達だと、不在で受け取れなかったりして、けっ…

人気ナンバーワンブランド「パブロン」の怖い話

風邪薬のナンバーワンメーカーはどこかといえば、おそらく大正製薬でしょう。大正製薬が発売する風邪薬の「パブロン」はほとんどの人がその名を知っていると思います。実際、風邪薬の市場に占めるシェアも相当なもののようです。先日のこの記事から再度引用…

風邪薬の説明は「ミラノ風ドリア」ではない

サイゼリア創業者の「おいしさ」がおもしろい 唐突で申し訳ないのだけど、ぼくはサイゼリアの料理が好きでない。味はまずくはないけど、おいしいとも思わないから。看板メニューの「ミラノ風ドリア」はそこそこの味で、しかも安い(税込299円)。人気であ…