シートタイプのかゆみ止め薬が登場!
一風変わったかゆみ止めの薬「メソッドシート」が今年2017年3月に発売した。 かゆみ止め成分を浸したシートで、外出先でさっとひと拭きして、かゆみを抑えてくれる。 値段ばかり高くて効果が低いキワモノかと思いきや、使ってみたら、あら意外、これいいかも!
汗に含まれる刺激成分がかゆみを引き起こす
夏は汗が原因で皮膚がかゆくなる。かゆみの原因の一つは、汗に含まれる尿酸やアンモニアなどが、皮膚の細胞を刺激すること。だから、かいた汗は放っておかず拭いたほうがいい。
メソッドシートは、コットンで汗を取り除くと同時に、かゆみ止め成分を与えてくれる一石二鳥の薬だ。 シートに含まれる成分はかゆみを抑えるジフェンヒドラミンなど3種類で、どれもオーソドックス(※)。他の皮膚の薬と比べてこれといった特徴はない。
が、実際に使ってみると、馬鹿にできない効果がある。
実際に使ってみて効果を実感
ぼくは夏になると首がかゆくなったり、赤くなったりする。先日も首がかゆくなったのでメソッドシートを使ってみた。
パッケージを開けると、シート一つ一つが個別包装になっている。取り出して首を拭く。すると、どうだろう。あれ?かゆみが消えた!うそ、すごい。
日を改めてもう一度使ってみたところ、同様の効果を得ることができた。
・・・まあ、2回使っただけなので、効果のほどは参考程度に聞いてください。
一般的な制汗シートと比べてみた
汗を拭くこと自体が、効果があったのかもしれない。だとしたら、制汗シートでもかゆみは取れるはず。そこで、以下の制汗シートと使い比べてみた。

GATSBY(ギャツビー) さらさらデオドラント ボディペーパー <徳用タイプ> クールシトラス (医薬部外品) 30枚
- 出版社/メーカー: マンダム
- 発売日: 2007/03/29
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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首にかゆみが出た時に使ってみた。アルコールが多いせいか、ちょっとしみる。かゆみは取れたような、取れないような。メソッドシートのような、はっきりとわかる効果は実感することはできなかった。
やはり、かゆみ止め成分を含んでいることも効果の決め手なのかもしれない。
すぐに使えて手も汚れない便利なシート
汗を拭きつつ、かゆみ止めが塗れる商品。バックに忍ばせてサッと使える。手も汚れない。女性にとっては便利な一品かもしれない。
シートタイプの薬は珍しい。ぼくにとっては初めての商品だ。こういうアイデアは評価したい。
値段は高い。一般的な制汗シートは300~400円だが、メソッドシートは750円ほどだ。
参考情報
※「ジフェンヒドラミン(痒みを抑える)、グリチルリチン酸二カリウム(炎症を抑える)、アラントイン(肌組織を修復する)