ネット通販でお馴染みの「楽天市場」で、薬が”店頭受け取り”できる初のサービスが、１月２５日からスタートしました。店頭受け取りとは、ネットで注文してリアルの店舗で商品を受け取るサービスです。自宅への配達だと、不在で受け取れなかったりして、けっこうめんどくさいですよね。店頭受け取りなら、自分のタイミングで商品が受け取れます。”自分のタイミングで”というのが、店頭受け取りの利便性のキモです。しかも、自社の流通網を使うので、私が知る限り各社送料は無料になります。
アマゾンでは商品を近くのコンビニで２４時間受け取ることができます。うちはいまのマンションは宅配ボックスがあるのですが、以前住んでいた家にはなかったのでコンビニ受け取りを何度か利用していました。大変便利でした。
業者にとっても、再配達を減らせるのでありがたいのです。
今回の新サービスを始めたのは、総合メディカルという調剤薬局の会社です。ネットで薬を注文して、薬局で薬を受け取れるようになります。アマゾンなどと異なるのは、薬局なので店舗数が少ないこと、そして２４時間受け取りではないことです。同社の狙いは新サービスで利用者のすそ野を広げることのようです。
当社薬局を利用したことが無い、インターネット通販利用者の実店舗への来店を通じて、健康サポート機能やかかりつけ機能など当社薬局の付加価値を知っていただくきっかけづくりにつなげます。 上記サイトでは、当社の薬剤師や管理栄養士が自信をもっておすすめする医薬品・健康食品・介護用品など約8,500アイテムを販売しています。今回の店頭受取サービスは､商品の中から当社PB商品・医薬品・サプリメントを中心に約100アイテムから開始し、今後その数を増やしていく予定です。
薬のネット販売、そして薬局を健康相談できる場所にする業界の動きが広がりを見せていることは確かでしょう。
