『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

【アンケート結果】キャラクター目薬は「アリ」か「ナシ」か

先日、北斗の拳の目薬を紹介した時に「キャラクターで薬の購入を誘導するってアリなんでしょうか?」という疑問を書きました。みなさんはどうお考えでしょうか。

気になったのでツイッターでアンケート調査をしたところ、意外な結果となりましたので報告します。

参加は1110票。有効回答は700票で、「法令上問題がないので、許容である」が全体の42%を占め、「止めるべきである」(15%)を大きく離しました。個人的にはここまで差がつくのはやや意外でした。

勉強になるご意見もありましたのでいくつか紹介します。

薬は症状と成分で選ぶものです。ですから、薬剤師が相談に乗り、類似薬の中からキャラクターものを選ぶならいいのですが、現実はそうなるわけではありませんよね。セルフ販売が原則の市販薬市場において、キャラクターモノが適切なのかどうか。

かくいう私は「許容」派です。ただ、現状はちょっとフェアじゃないようにも感じます。海外のタバコには外箱にリスク表記がありますよね。クスリも良い面、悪い面があるのですから、キャラクターで誘うなら、等面積分の警告表記があってもいいのかもしれませんね。

キャラクター目薬は昔からあるのですが、ここ1年ほどで大人向けのキャラ目薬がたくさん発売されています。

2017年5月ドラゴンクエスト、6月ワンピース、2018年4月サッカー日本代表オフィシャルライセンス、6月セーラームーン、11月北斗の拳、ゲゲゲの鬼太郎。

アンケートにご協力くださったみなさま、ありがとうございました<(_ _)>