ドラッグストアとジャーナリズム

自分に合った市販薬を選びませんか?

2019/8/19~8/23までの市販薬情報です

書いたブログを消えてしまい・・・すいません、更新が一日遅れました。

先週の市販薬情報です。今週一番インパクトがあったのが、花粉症の薬が保険から外れる!?というニュースです。テレビでも話題になりました。

SNSを見ていると誤解も散見されましたが、ツイッターでは「#保険適応外」がトレンド入りするほど盛り上がりました。

市販の花粉症薬はここ何年かで状況が一変しました。このブログでも何度も書いています。とりあえず次の点は押さえておきたいとこですね。

・アレグラが完全セルフで購入可能(薬剤師不在の時間でも購入可能)

・アレグラのジェネリックが登場してリーズナブルに

・アマゾンなどのネットの台頭でさらにリーズナブルに

・ステロイド点鼻を使う

・初期療法を確実に実践

くわしくはドラッグストアの店員に聞いてみてください。

最近思うのですが、セルフメディケーションという概念は、断じて個人の営みではないし、個人の努力では実践不可能なんじゃないかなと。

今回の花粉症薬の話題でも、限られた医療財政を守るために、何を捨てて何を残すかという議論が見受けられました。でも、なにを切り捨てるかという議論がすべてじゃないと思うんですよね。かりに一部の花粉症薬が保険から外れたとしても、市販薬という別な方法でリーズナブルな価格で、入手しやすくなったら、それはそちらのほうがよいと感じる人たちもたくさんいます。そこから新たな価値が生まれることもビジネスの世界ではよくあることです。

そうした個々の生活の豊かさを高める努力の末に、セルフメディケーションというものが結果として実現するのでは。いまの国内の議論は発想からおかしいと感じます。

それに、セルフメディケーションが広がるには、社会のヘルスリテラシーもある程度必要になると思います。

たとえば風邪をひいた場合に勤め先に「風邪で体調不良なんで家で休みます」というのと、「風邪で体調不良なんで病院行ってきます」というのでは、後者のほうがなんとなく許容されますよね。

ギックリ腰をしたときや、インフルエンザにかかったときも、受診しないと納得してくれない会社もあるんじゃないでしょうか。

本来受診する必要がない症状に対して、受診を求めるような社会的な圧力は、セルフメディケーションの普及の壁になると思います。こうした問題は、いつかどこかでちゃんと提起したいと思います。