『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

子供用花粉症薬アレグラジュニアが11月から買いやすく【2021/7/19~7/23のニュース】

今週は木曜日から4日間の大型連休となりました。そのため、新商品のニュースも控えめです。こうした連休中は病院がお休みということや、普段よりも自分の健康に向き合う時間があるということで、お店では健康の悩みや市販薬の問い合わせが増えます。「市販薬の@@@は、病院の***と同じですか?」などはよくある質問です。そのうち、病院と同じ成分の市販薬の一覧を作成したいと思っています。

連休中に新型コロナウイルスのワクチン接種する人もいます。相変わらず、解熱鎮痛薬が売れています。私の周りでは、心なしか相談してくる人が増えてきました。持病をお持ちの方もいますので、本当に、アセトアミノフェンがないことが悔やまれます。気になるのはロキソニンプレミアムを熱ざまし目的で買う人が多いということです。

さて、これは2週間前の出来事になりますが、子供用の花粉症薬アレグラFXジュニアが、第二類医薬品になることが固まったようです。今の制度のスケジュール通りの、順当な判断といえます。日経DIから引きます。

厚生労働省薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会が2021年7月9日に開催され、第1類医薬品である小児用アレルギー専用鼻炎薬の「アレグラFXジュニア」(一般名フェキソフェナジン塩酸塩)を第2類医薬品に指定することが妥当と判断された。 

アレグラFXジュニアは11月に第2類へ:DI Online

とても便利になると思います。花粉症薬は、日本のセルフメディケーションの成功例だと私は思っているので歓迎です。来年の花粉症シーズンは購入者が増えそうですね。同成分で安い商品も登場するかもしれません。