「最近、給料が高すぎるなどと叩かれがちな薬剤師だが、それは高性能家電を使いこなしもせずに、値段だけに文句を言うようなものだ」
週刊新潮7月29日号に、拙著「その病気、市販薬で治せます」の書評が掲載されていました。元製薬企業の研究者のライター、佐藤健太郎さんの文章です。印象的だった一部を引きます。ありがとうございます。
また、病理専門医でインフルエンサーの峰宗太郎さんにも、ツイッターでご紹介いただきました。ありがとうございます(実は昔からの知り合いです)。
【突然大宣伝】@kuriedits 先生の著作👶#ばぶっく エビデンスに基づき、受診の必要性はもちろんしっかり訴えつつ、セルフメディケーションについて考えるよい教科書になっています。
— 峰 宗太郎 (@minesoh) 2021年7月29日
ばらしていいのかわかりませんが…ばぶの旧友です!
「その病気、市販薬で治せます」https://t.co/OCaUMrVpF5
病院薬剤師のリンコさんにも、ブログでご感想をいただきました。ありがとうございます。熱量が伝わって、とても嬉しいです。ちなみに、「クスリとリスクと薬剤師」には私もkuriedtis名義で参加しております。
・・・すいません、宣伝ばかりになってしまいました。
今週のニュースです。
風邪薬「新ルルAゴ ールドDXα」が8/2に発売すると発表されました。名前に「α」がつきました。変更点は、咳止め成分をジヒドロコデインからデキストロメトルファンに変更したことで、服用可能年齢が12歳以上から7歳以上に引き下げ。そしてビタミンb1誘導体を追加配合です。
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/content/000105634.pdf
効果のほどはさておき、今の風邪薬は12歳以上が多いので、家庭内の常備薬としてはよいですね。他にメジャーな風邪薬で7歳から使えるのは、「パブロンSα」シリーズがあります。
ジヒドロコデインが12歳未満の子供に使えなくなって随分経ちますが、ひょっとしたらパブロンやルルは、商品によっては小学生には使えないことをご存知ない方は、まだまだいるかもしれません。