家庭の薬学

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「指定濫用防止医薬品」の誕生【2026/4/27~5/1のニュース】

5月1日に改正薬機法による「指定濫用防止医薬品」の運用が始まりました。大幅改定です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58083.html

ポイントをいくつかメモします。

①従来から規制されてきた、濫用等のおそれのある成分6つの成分(エフェドリン、コデイン、ジヒドロコデイン、プソイドエフェドリン、ブロモバレリル尿素、メチルエフェドリン)に、今回、新たにジフェンヒドラミンとデキストロメトルファンの2成分が加わります。

デキストロメトルファンが加わるのは大きいですね。これでトー横界隈のメジコンの流通が減ることが期待できます。

②「指定濫用防止医薬品」成分を含む場合、5日分(かぜ薬・解熱鎮痛薬・鼻炎用内服薬は7日分)を超える量(包装・点数)は18歳未満で購入不可になります。18歳以上であっても資格者(薬剤師、医薬品登録販売者)とリアルタイムのやりとりが必要です。ネットの場合はテレビ通話などが求められるため、販売のための工数が爆上がりします。この新規制でネットの大容量の風邪薬販売は、ほとんどなくなるでしょう。すでに大手のネット上では商品が消えていることを確認しています。

③「指定濫用防止医薬品」成分を含む場合、いままで以上に資格者からいろいろ聞かれます。濫用のリスクなどの説明も受けます。

 

さいごに、今回の改正法施行によって、要指導医薬品のネット販売が解禁になりました。ただし、ネットの場合はビデオ通話で薬剤師の説明を受ける必要があります。また、新設された「特定要指導医薬品」に指定された緊急避妊薬はこの新ルールの対象とはならず、対面が必須となります。