家庭の薬学

自分に合った市販薬を選びませんか?

市販薬と医療用のギャップがついに解消へ【2026/5/10~5/15のニュース】

市販薬行政で大きな動きがありました。日経新聞から引きます。

同日の薬事審議会(厚労相の諮問機関)の要指導・一般用医薬品部会で議論した。厚労省はのどの痛みや腫れを抑える「トラネキサム酸」の1日最大用量を処方薬と同じまで引き上げてよいとの評価結果を報告した。 引き上げへの反対意見はなかった。用量を引き上げた薬を販売する際、腎機能が低下している人には注意を促すため、薬剤師が販売を担う必要があるとの意見が出た。

市販風邪薬の用量拡大、販売担い手「薬剤師のみ」検討へ 厚労省 - 日本経済新聞

トラネキサム酸は、咽頭痛薬のペラックや、さまざまな風邪薬に含まれている成分です。主に喉の炎症と痛みを抑える目的で服用します。

市販薬のトラネキサム酸は、1回250mgを1日3回まで服用できます。

しかし、病院で処方される場合は、1回500mgを1日3〜4回で指示されることが多く、両者には成分量のギャップがありました。

今回のルール変更が認められると、1日最大量が750mg(250×3)から2000mg(500×4)に引き上げられることになります。

このように、医療用と同じ成分でも服用量に制限がかけられている市販薬はほかにもあります。

今回のルール見直しによって、市販薬はますます”医療用と同じ”になるといえます。