読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

お知らせ

今日はブログを休みますが、正露丸に久々の新商品が登場するようです。においが抑えられて、素早く溶けるのが特徴。

「水中で溶かすと正露丸は約45分、糖衣Aが約20分かかるが、クイックCは約6分で溶けるという。」

と毎日新聞の記事にあります。実際の効果が表れるのにどれだけの時間差があるのかはわかりませんが、においが抑えられているってのは、便利かもしれませんね。

mainichi.jp

https://www.seirogan.co.jp/uploads/arrival/pdf_428.pdf

お詫びと訂正

今日はブログを休みますが、過去記事の記述に誤りがありました。

こちらの記事です。

drugstore.hatenablog.com

文中でサンテメディカルアクティブには血管収縮剤が入っていないと書きましたが、これは誤りでした。本剤にはテトラヒドロゾリンが入っています。お詫びして訂正します。

www.santen.co.jp

原因は他の製品と混同したことだと考えられます。昨日、記事を読み返していた時に気づきました。

このブログでは、過去に書いた記事の情報が古くなっても、加筆修正しないことにしていますが、今回のケースは事実誤認だったため訂正します。

カテゴリーにも「訂正記事」を追加しました。

気をつけます。ごめんなさい。

2017年花粉症革命。花粉症でアレグラがほしい人、もう病院に行かない

f:id:kuriedits:20170303140307p:plain

花粉症革命の年です

2017年は”花粉症革命の年”として記憶されるだろう。花粉症患者のぼくには、今年起きたことは、まるで明治維新か改革開放だ。大久保卿、鄧小平おじさん、ありがとう、ありがとう。

いままで、花粉症シーズンは、毎年受診してきた。休日に病院へ行き、診察室の前で順番を待ち、時間と労を費やしてアレグラを処方してもらった。だが、今年は初めて、病院へ行かず、市販薬で済ませている。

花粉症薬をとりまく市場に、大きな変化があったからだ。

 

あれから2年・・・状況は変わった

drugstore.hatenablog.com

 アレグラを手に入れるなら、病院へ行ったほうがいいのか、市販薬を買った方がいいのか、という記事を2年前に書いた。当時は、病院へ行ったほうが安くなるだろうという結論だった。もし、ジェネリック医薬品と呼ばれるアレグラと同じ成分で安い薬で良いのなら、病院を受診する方が圧倒的に安かった(※1)。

2017年のいま、状況は変わった。それを説明したい。断っておくと、ぼくは診療・調剤報酬(医療のお金の計算)に精通してないので、記述はやや正確性に欠ける可能性がある。ただ、それは数百円の誤差であると思う。気付いた点があればご指摘ください。

 

病院でアレグラを処方された場合の費用

さて、誤解を恐れずいえば、アレグラを病院で処方してもらった場合の費用は、次の式で表すことができる(※)。 

【一度受診して、2週間後にもう一回受診する場合】

・病院の費用 1回目受診 1000円 2週間後に再受診 500円

・薬局の費用 1回 {1800円+(65円×錠数)}×0.3

仮に、最初に2週間(14日)分処方してもらい、次に再受診して2か月(60日)分もらうとする。この場合、病院の受診費用と合わせて、

2100円+3400円=5500円の負担になる。 

病院や薬局によって、受診料や投薬料などは微妙に異なる。ただ、社会保障は3割負担なので、支払側にとっては大きな価格差にならない(一応、注釈に理由をつけていますので、気付いたことがあればコメントください※2)。

 

病院でアレグラのジェネリックを処方された場合の費用

続いて、ジェネリック医薬品と呼ばれる、同じ成分で安い薬を出してもらう場合はどうなるのか。ジェネリック医薬品にはいろんな値段がある。大体1錠30円くらいなので、これで計算すると、薬局の1回あたりの費用は、

{1800円+(30円×錠数)}×0.3

で計算できる。2週間と2か月処方してもらうと、

1800円と2200円=4000円かかる。

アレグラだと5500円、ジェネリックだと4000円なので、ジェネリックにすると1500円安い。

 

市販薬のアレグラを買った場合の費用

【第2類医薬品】アレグラFX 28錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

【第2類医薬品】アレグラFX 28錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

 

 

市販薬のアレグラを購入するといくらかかるのか。近所のドラッグストアの相場から見ると、28錠(2週間)入りで2000円、2週間と2か月(56日とする)で1万円。

市販薬にもジェネリックがあり、たとえば「アレルビ」という商品だと、28錠(2週間)入りで1400円、2か月分(56錠入り)で2600円くらいで売られているので、合計すると4000円。

市販薬では、アレグラなら1万円、ジェネリックだと4000円。ジェネリックのほうが6000円安くなる。

【第2類医薬品】アレルビ 56錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

【第2類医薬品】アレルビ 56錠 ※セルフメディケーション税制対象商品

 

以上をまとめると、こう。

受診してアレグラを処方してもらう 5500円

受診してジェネリックを処方してもらう 4000円

ドラッグストアでアレグラを買う 1万円

ドラッグストアでジェネリック買う 4000円

 

アレグラがほしいなら、ドラッグストアよりも病院を受診した方が安い。ジェネリックでいいなら、病院でもドラッグストアでも金銭負担はあまり変わらない。

 

ドラッグストアでジェネリックを買えばいい

以前は市販薬でアレグラのジェネリックがなかったので、受診してジェネリックを処方されるのが圧倒的に安かった。でもいまはちがう。先述のアレルビは、昨年6月発売。今年、初めて花粉症シーズンを迎えた。

しかも、2年前とちがって、アレグラは薬剤師が不在の時間でも購入できるようになった。すごく買いやすい。医者も薬剤師も、押し寄せる花粉症患者に対応する負担が減ったんじゃないだろうか。

今年、ぼくは市販のジェネリックを使っている。アレグラを手に入れるために病院を受診するメリットは、もうあまりない(※3)。

 

 

 ※1ジェネリック医薬品とは、通常、医療用医薬品において用いる言葉である。市販薬であるアレルビなどをジェネリック医薬品と呼ぶことが正確なのかどうかはわからないが、本記事では分かりやすくするためにジェネリックと表現する

※保険点数には幅がある。病院については、1回目が初診料+投薬料、2回目が再診料+外来管理加算+投薬料で計算した。薬局については、ここでは便器上、調剤技術料1400円(基本調剤加算、1剤のみ投薬)、薬学管理料400円(実際はない点数だが概ね真ん中を取った)とした

※3アレグラより効果が高そうな鼻炎薬を処方してもらう場合は別。今回はアレグラについてのみ触れている。また、受診の機会を減らすリスクがあるが、花粉症だと思っていたら重大な疾患が隠されていたというケースは非常に稀と考えるので、これについても今回は触れない。この記事では、処方と市販でアレグラの効果は同一とする。また、アレグラとジェネリックの効果も同一とする。