今週はドライアイ向けの目薬「ノアールCL」が4/10発売しました。市販薬としては初めて保存剤に亜塩素酸ナトリウムを使用しています。亜塩素酸ナトリウムは従来の保存剤塩化ベンザルコニウムよりも目への負担が少ないとされます。医療用では2012年に承認された緑内障の目薬「アイファガン」で初めて使われています。
衛生と目への負担への両方に配慮した特徴ある目薬といえます。
”培養ウサギ角膜上皮細胞を用いた細胞毒性の比較検討では,亜塩素酸ナトリウムはベンザルコニウム塩化物と比較して細胞毒性が低いことが示されている” ”点眼後の眼表面において亜塩素酸ナトリウムは Na+イオン,Cl-イオン,酸素,水に分解されるとの報告もある” https://t.co/hZ24HiCyXq
続いて先週の話にはなりますが、「リアップ×5」と同じミノキシジル5%の発毛薬「リザレックコーワ」が4/3に発売しました。1本60mL税込五千数百円なので、ドラッグストアのプライベート・ブランド品と同価格帯です。大手メーカーでこの価格帯は珍しいですね。デバイスは先端が細くなっており、ミノグロウ(これも五千数百円)と同一のような印象です。ちなみに、ロートの「リグロ」とアンファーの「メディカルミノキ」は同一デバイスで、両方とも先端にラバーがついてます。薬事日報が「リザレックコーワ」をココカラファインと共同企画で発売と報じていますが、この真偽はいかがでしょうか?ドラッグ各社が店頭販売しています。
最後に、これも遡って3月の話になりますが、コンタクトしながら使える「ロートcキューブプラス」が「ロートcキューブプレミアム」にリニューアルして3/27に発売したことにも触れておきたいと思います。修復・保湿・装着の3種類で、用途に合った目薬を選べることが”プラス”時代からの特長です。
【2019/4/10市販薬情報】ドライアイ専用の目薬「ノアール®CL」が今日から新発売。市販薬では初めて添加物に亜塩素酸ナトリウムを使用。従来の防腐剤ベンザルコニウムより目への負担が少ない。同添加物は医療用では「アイファガン」(2012年承認)で初めて使用されているhttps://t.co/C1BaJ7pzVD
— kuriedits (@kuriedits) 2019年4月10日
【2019/4/12市販薬情報】ミノキシジル5%の発毛薬リザレックコーワが4/3に発売。60mL税込五千数百円なのでPB品と同価格帯。小さなノズルが特徴だがミノキ等とは異なりラバーなし。公式サイトは簡易チャットボットが実装されているのがユニーク。https://t.co/JRJlbXLa3Bhttps://t.co/t4CFVqqUKs
— kuriedits (@kuriedits) 2019年4月12日
【2019/4/11市販薬情報】コンタクトしながら使える「ロートcキューブプラス」シリーズが「ロートcキューブプレミアム」にリニューアルして3/27に発売している。修復・保湿・装着の3種類。https://t.co/ePRNYhPqbr
— kuriedits (@kuriedits) 2019年4月11日