『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

ロキソニン外用薬がついに第二類医薬品に【2020/8/24~8/28のニュース】

今週の第ニュースといえば、やはり第一類医薬品のロキソニン外用薬が25日から第二類になったことです。非常にインパクトがありますね。と言っても、ほとんどの方に知られていないようなので、今の所それほど販売に関しては大きな動きはありません。

その陰で、日本国内初の判定結果をデジタル表示する排卵日予測検査薬(一類薬)も28日に発売されています。アラクスの「チェックワンLHデジタルスマイル」。結果がデジタル表記なのでわかりやすいのが特徴です。

判定結果に迷わないデジタル排卵日予測検査薬「チェックワンLHデジタルスマイル」を新発売 | 新着情報 | 株式会社 アラクス

 

そういえば、大正製薬の胃腸薬も一部変更がかかっています。「ストパン」は「大正胃腸薬P」に、「アバロン」は「大正胃腸薬G」に、「バランサー胃腸薬」は「大正胃腸薬バランサー」になります。いずれも成分は変わりません。いつからだったかな?もうすぐか、もうすでにです。大正製薬のサイトでは公表していますので、このブログでも触れております。

胃腸・整腸・便秘・痔疾用薬他 | 大正製薬製品カタログ

市販薬はそろそろまた新商品ラッシュですね。来週もお楽しみに!!

と、そういえば、首にかけるだけでウイルス除去できるというグッズが消費者庁から行政処分を受けたというニュースがありました。28日に消費者庁が発表しました。

「首にかけるだけでウイルス除去」合理的根拠なし 消費者庁 | NHKニュース

本件では課徴はなさそうです。これが軽いのか、重いのか、はよくわかりません。

メーカーだけの話ではありません。ドラッグストアのサンドラッグも6月に景表法違反の措置命令が降っています。

こちらのリンクから消費者庁から何かしらアクションを起こされた企業がわかります。コロナ関連だけでも拾って調べてまとめたら興味深そうです。

https://www.caa.go.jp/notice/release/2020/

ちなみに、消費者庁によると課徴制度の導入は2017年と最近なんですね。知りませんでした。

第2部 第1章 第3節(1)課徴金制度の導入 | 消費者庁