今月最初に「2018年3月発売の市販薬が凄い」を書いたのですが誤りがありましたので訂正しました。
新発売の「エキセドリンプラス」の成分がとても珍しいと書きましたが、従来からある「エキセドリンA」の存在を忘れていました。エキセドリンプラスは、エキセドリンAに制酸剤と鎮痛補助成分を加えた薬です。制酸剤と鎮痛補助成分はいずれも他の鎮痛薬でもよく使われているものです。よってこの製品に新奇性はありません。
お詫びして訂正します。
薬剤師のFizzさんとのツイッター上のやり取りの中で気付きました。ありがとうございます。
エキセドリンは元々海外で販売されている鎮痛薬で、片頭痛に対して一定の効果を示す報告があります。ただし、海外の論文ではアセトアミノフェン1回500mgで組んでいますが、日本で市販薬は1回300mgとなっている点にご留意ください。
AAは一回500mgですね。日本の市販薬は300mgがmaxなんです。個人的な服用経験になってしまいますが、AAの300と500は結構違いまして、市販薬でAA500mgが解禁したらこれはもう大事件です。500はかなり効きます。
— kuriedits (@kuriedits) 2018年3月16日
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