『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

超キュートな「目玉おやじ」目薬がマツキヨ限定で発売

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目玉おやじが目薬になった!

ゲゲゲの鬼太郎のキャラクター、目玉おやじの目薬が11月11日発売しました。なんとマツキヨだけのオリジナル目薬。先日、店頭で800円ほどで購入しました(2018年11月19日現在のマツキヨサイトの価格は税込798円)。容量が10mLなので通常の目薬(12~15mL)よりも小ぶりです。

商品名は「ペパールVα目玉おやじ」で、成分は以下の通り。

100ml中 ネオスチグミンメチル硫酸塩・・・5mg イプシロン-アミノカプロン酸・・・1000mg グリチルリチン酸二カリウム・・・250mg クロルフェニラミンマレイン酸塩・・・30mg シアノコバラミン(ビタミンB12)・・・10mg ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)・・・50mg L-アスパラギン酸カリウム・・・1000mg タウリン・・・500mg

ピント調節機能や栄養を与える成分、炎症を抑える成分が一通り入ったスタンダードな商品。ビタミンB12が入っているのでピンク色をしています。

サンテメディカル12の低グレード版

成分の特長はビタミンB12が入っていることかもしれません。市販薬では、目のピント調節機能を高めて疲れを癒してくれるとされています。含まれる成分の種類も8つとやや多いほうです。

ビタミンb12を使っている目薬としてはマイティアCLビタクリアクール、サンテメディカル12などがあります。マイティアと比べるとビタミンB12とB6の量は半分しかありませんが、使っている成分の種類は多いですね。サンテメディカルと比較するとビタミンB12の量は半分で、成分の種類も少なめ。前者が700~800円、後者が1600円ほどで一般で販売されていることを考えると、目玉おやじの目薬の値段は決して高くはないというのが私の印象です。

 

刺激感がほとんどない、やさしいさしごごち

目玉おやじの目薬を実際に使ってみました。まず、さしたときの刺激がほとんどありません。そのため、最初から「効いた!(気がする)」という満足感は得られにくいのですが、数日使っていると目の疲労感がちがうような気がしました。

目玉おやじ目薬には、上記の商品の他にもう一種類、コンタクトレンズ用の目薬も同時発売されています。

実は初めてではない目玉おやじ目薬

今年ゲゲゲの鬼太郎がアニメ放送スタートして50周年。マツキヨとのコラボでオリジナル目薬が作られました。

とはいえ、目玉おやじの目薬は今回が初めてではありません。寺島薬局という会社が2008年から販売しています(今の販売しているかは不明)。デザインはマツキヨのほうがかわいいですね。

www.toei-anim.co.jp

www.j-cast.com

ユニークな目薬が増えています

最近はこうしたユニークな目薬が増えています。一番の代表例はロートの目薬です。スライムの目薬でブレイクし、セーラームーン、今月は北斗の拳の目薬も発売しました。これらについても改めて紹介したいと思います。

スライム目薬の過去記事はコチラです。

drugstore.hatenablog.com