ロキソニンの貼り薬の新商品が、12日に発売しました。従来のロキソニンSテープとは別に、ロキソニンEXテープが新たに登場。ゲルとローションにも「EX」が加わり、従来のSシリーズの外用薬は、おそらく市場から無くなっていくと思います。
「S」から「EX」になったことの変更点は以下の通りです。なお、パップ(ふにゃふにゃのシップ)にはEXはありません。
テープ:厚さが30%薄い。成分にはメントールとトコフェロールを配合
ゲル・ローション:メントールを配合
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/content/000106746.pdf
ちょっと気になるのが、テープタイプの外箱に「ロキソプロフェンナトリウム水和物8.1%」と、特に「8」の部分が強調されていることです。Sシリーズでは5.67%でした。ニュースリリースではこの点について一切触れていないので、どう捉えて良いのかわかりませんが、モヤモヤしますね。
市販薬の外用剤というのは、新商品のパターンがだいたい決まっています。
①メントールやトコフェロールを追加配合
②テープが薄くなったり、剥がれにくくなったり、刺激が減ったり、匂いが減ったり
③携帯しやすい包装
新成分というのは、もう随分長いあいだ、登場していないんじゃないでしょうか。寂しいですね。今後、外用剤はどうなるのか。気になります。