『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

米国にある市販の化膿止め薬「ネオスポリン(neosporin)」

「世界のドラッグストアを巡る旅」というおもしろい記事がありましたので紹介します。

ovo.kyodo.co.jp

 記事では、旅行中のお土産探しに現地のドラッグストアをオススメしています。たしかに、それはよさそうです。中国の訪日観光客も日本のドラッグストアでたくさんお土産買いますものね。

記事中で紹介されている商品の中で、個人的に興味深かったのが、グミタイプのサプリメントです。たくさん種類があるんですね。読みながら思い出しました、そういえば、数年前に日本でもUHA味覚糖が「グミサプリ」を発売しました。当初は値段も結構高くて、わざわざサプリメントをグミにする意味がわからないと思っていたのですが、店頭ではちょこちょこ売れています。海外のグミタイプサプリメントを参考にして発売した商品だったのかもしれませんね。

同記事では薬の紹介もしています。

最後のオススメは、ネオスポリン(Neosporin)。アメリカ家庭の救急箱に必ずあるバイ菌の感染を防ぐ軟膏。 軽い火傷や切り傷、擦り傷などに。応急手当(擦過傷なら水で洗って消毒する、火傷なら水で熱が引くまで冷やす)の後、症状が落ち着いてから塗ると、後が残らずきれいに治りました。ただし、軽い程度に限ります。

ネオスポリンは、「亜鉛バシトラシン」「ネオマイシン」「ポリミキシンB」の3つの抗菌薬を合せた塗り薬です。記事にある通り、ばい菌が繁殖して化膿するのを防いでくれます。バシトラシンは日本の市販薬では「ドルマイシン」、ポリミキシンBは「テラマイシン」に使われています。ネオマイシンは日本にはないと思われますが、安心して使えるでしょう。

【第2類医薬品】ドルマイシン軟膏 12g

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【第2類医薬品】テラマイシン軟膏a 6g

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