ドラッグストアとジャーナリズム

自分に合った市販薬を選びませんか?

ドラッグストア選びの基準「エブリデー・ロー・プライス」ってなんですか?

スーパーなどで「毎日安い!」と広告する店があります。これは小売業界で言う「エブリデー・ロー・プライス(EDLP)」という戦略です。特売日などを設けず、いつも安いですよという意味です。ドラッグストアでもこうした戦略を取っている会社があります。先日紹介した「コスモス薬品」がそうです。値段が高くなったり、安くなったりの変動があまりないので、いつも安定した価格で購入することができます。自分が利用するドラッグストアを選ぶ際の参考にしてみてください。

さて、日本のエブリデー・ロー・プライスで有名なのは西友でしょう。

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エブリデー・ロー・プライスで大成功したのは、世界最大の小売企業ウォルマートですが、日本でもこの方式を採用する小売業は多々あります。ただ、私が好きな流通専門家・渥美六雄さんによると、日本のチェーン勢力は消費者の信頼獲得を実現できる水準の安値の議論がないそうです。そのため、競合店よりも数十円安いとか、自己満足的な安さが多い。一方、同じ戦略で大成功をおさめているウォルマートやあるいはダラーゼネラルの発想は全く異なるそうです。彼らは絶対的な安さの水準を守っている。渥美さんは彼我の差を鮮やかに説明しています。

ウォルマートやダラーゼネラルの売り場はどの品種についても、ロワーポピュラープライスのものが大半を占めている。だからお客は、そこにいけば頭痛、部屋の片づけ、ファッションなど日常のさまざまな課題が、どの店よりも少ない出費で解決できると信じ、買い物に来る。その信頼が生まれる特別な安値を、チェーンストアでは「ロープライス」と呼ぶのである。競合店売価よりも少し安いとか、一部の商品だけが安いということではないのだ。

非常に考えさせられました。詳しくはこちらに掲載されている渥美さんのコラムをどうぞ。

ダイヤモンド・ドラッグストア2017年9月15日号

ダイヤモンド・ドラッグストア2017年9月15日号