今週27日、28日はOTC医薬品普及啓発イベント「よく知って、正しく使おうOTC医薬品」がYouTubeで公開されました。
面白かったですね。一般消費者が見て面白いかはわかりませんが・・・。
面白かったところをメモしておきます(表現などは私のメモを元にしたものです。正確なものではありませんので悪しからずです。大意です)。
宇津救命丸:「かんのむし」というように、体にむしが入って悪さをすると昔は考えられていた。コロナで癇癪を持つ子供も増えている。宇津救命丸で親御さんの負担を減らせる。今年は「むしのしわざプロジェクト」でキッズデザインアワードで特別賞を受賞。
むしのしわざプロジェクト | 2020年度(第14回)キッズデザイン賞 審査委員長特別賞 | KIDS DESIGN AWARD キッズデザイン賞
毒掃丸:便秘は人によって原因が異なる。女性はダイエット、体の構造、筋肉、黄体ホルモン、妊娠など。高齢者は運動不足、筋肉低下、薬の副作用など。2019年の自社調べでは便秘薬を使う人の50%が水様・軟便でありうまく使えていない。自分にあった市販薬の見つけ方は①色々試す②調節しやすい薬を選ぶ。①は時間とコストがかかる。②に使えるのが毒掃丸。小さい粒で調節がしやすい。1日最大90粒まで飲める(調整できる)。
デンタルピルクリーム:口角炎、口唇炎などに使える。舌なめずりや空気の乾燥、化粧品や歯磨き粉のアレルギー反応で炎症が起きる。今ならマスクによるかぶれにも使える。
トフメル:基剤にラノリンを使っている。ラノリンは羊の皮脂で、人の皮脂に近い成分。海外でも昔から肌がきれいになると昔からいわれてきた。羊の毛を刈るとベトベトになるがこれがラノリン。毛刈りの副産物としてラノリンは取られるので羊を殺している訳ではない。トフメルはヒビあかぎれならば手に刷り込みビニールをして寝る。ただしピンク色なので衣類に着かないように気をつける。傷や軽いやけどなら10円玉2〜3枚が目安で厚く塗ってガーゼする。
御嶽百草丸:嶋崎藤村の残した文章にもお百草が長野のお土産として書かれている
冠元顆粒:近代中国で開発された丹参を中心とした冠心Ⅱ号方の変方。1980年代にこれを日本でも開発してほしいという消費者(?)からの要望がイスクラにあり、開発に着手。しかし日本では承認が難しく、まず中国で「快心顆粒」として発売。それを元に日本で1991年に冠元顆粒を発売に至った。瘀血改善薬。
リリーシュハーブ:排便だけの成分だけではなく他の成分も。空腹時に飲むのがポイント。例えば、朝出したいなら19時夕食→22時就寝前に服用→朝7時排便(服用9時間後)。昼に出したいなら朝6時起床して服用→6時30分朝食→午後2時排便。
龍角散:文久2年の中級武士の日記の子どもの咳に龍角散を買ったと記録されている。それくらい昔からある薬。
グローミン:朝勃ちしなくなったら注意。グローミンが効いている間に生活習慣を改善する。箱の厚さがちょうど2センチになっておりこれが男性の1回分。
ササヘルス:ササは鱒寿司や笹団子など昔から使われて来た。ササヘルスのササは職人が丁寧に手摘みしている。長野県には笹植物園もあり、入場できる。
大正アロマシリーズ:トクホンと大正が共同で開発。香りも他の会社に依頼して作ったオーダーメード。ファンデーションカラーなので服の上から透けにくい。アマゾンにて販売している。
面白かったですね。そしてやはり大正アロマはアマゾンだけでの販売でした。そしてそれをこうしたイベントでチョイスする。そういう時代ですね。