ドラッグストア連合ブランド「ハピコム」
ドラッグストア各社のプライベートブランド商品にはどんなものがあるのか。見ていこうじゃないか。
今回は「ハピコム」グループ。どこそこ?
イオンを中心とする複数のドラッグストアが連合するブランドだ。以下の店で売られている(※)。
・イオン
ツルハドラッグ
・くすりの福太郎
・ウエルシア薬局
・ウェルパーク
・ダイエー
・CFSコーポレーション
・マックスバリュ
ハピコムのウェブサイトはデザインがいい。
「ルキノンエース錠V」の効果は?
さて、ハピコムのプライベートブランド風邪薬に「ルキノンエース錠V」というのがある。
どんな薬か。鎮痛効果のある「イブプロフェン」と「カンゾウ」が入っていることが最大の特徴で、のどの痛みを始めとする鎮痛効果に優れた薬というのがぼくの印象。そして、成分表示を見れば一目瞭然なのだけど、以前ブログで紹介したスギ薬局のPB「ハリーエース錠V」と、ツルハドラッグのPB「セシオンハイ」と同じ中身だ。
3つとも製造元は小林薬品工業。つまり、パッケージ、販路こそ違えど、中身は同じってこと(量・値段は異なるけれど)。
細かな成分については今回は割愛。
どれで検索しても「市販薬最強」の声。これいかに・・・
ルキノンエース錠Vは良く効くのか。おもしろいことに、ハリーエース、セシオンハイ、ルキノンエースのどれでグーグル検索しても、
「市販薬最強」
という巷の評が見つかる(※2)。ネット上の情報を総合的にみると、店員(薬剤師含む)がそのようにお客に伝えているみたい。
これだけ同じ評価が見られるのも妙な話ではあるけど、それはそれとして、実際、市販薬の中で最も効果が高い部類の商品であることは間違いないと個人的には思う(ナンバーワンかどうかはしりません)。
値段は結構高い。ぼくの近所のスギ薬局では、「ハリーエース錠V」が4日分で1400円ほどで販売されていた。他の薬の相場も1000円は軽く超える。
いっぽう、喉の痛みに効く風邪薬として有名な「ルルアタックEX」も優れた風邪薬で、上記の薬と直接効果を比較したデータはないけれど、比較的安く売られているのを見たことがある。
購入時のポイント
ハリーエース、セシオンハイ、ルキノンエースを買うときには次のポイントを押さえておくといいと思う。
- プライベートブランだけど、まったく同じ成分の商品が他店にもある
- 解熱鎮痛成分以外にも、鼻水、咳など総合的に効く成分がたくさん入っていて、そのため高額になっている。つまり、症状によっては、もっと安い薬でもいい
- 効き目が比較的高いぶん、飲んではいけない人もいる
- 風邪薬は対処療法。風邪そのものを直接治すものではない
気になることは、薬剤師か登録販売者に聞いてみることをお勧めする。
※1よくあるご質問
※2ハリーエースについてはコチラ
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市販最強の市販薬「セシオンハイ」:我孫子市議会議員「かい」のやり甲斐日記!:So-netブログ
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