『家庭の薬学』

自分に合った市販薬を選びませんか?

この秋は小林製薬の漢方薬が続々発売【2020/9/7~9/11のニュース】

新商品情報です。最近、小林製薬がニュースリリースを出していないため、少し困っていますが、かなり続々と発売、あるいは発売予定されています。個別の商品については発売中なのか、もう発売しているのか、まだ私自身確認しきれていませんけど、とにかく、漢方だらけです。

公式サイトで新商品として掲載されているのは、声枯れの薬のコエキュア(響声破笛丸)、それからユリナールが名前とパッケージだけが変わったヒンノール(清心蓮子飲)。また、命の母シリーズからネムルナ(加味逍遙散)が。そのほかの公開情報も含めて、複数の漢方薬が発売される予定です。

現場は勉強するでしょうね。小林製薬とクラシエは、漢方薬の普及に随分と貢献している気がします。

ところで、先週の話になってしまうのですが、北里大学が発表したコロナに有効な日用品の検証についてツイッターで紹介したところ、いくつかの疑義をいただきました。

こちらのリリースです。私自身、まだしっかり読めていないのですが、このリリースでは次亜塩素酸水系の商品は効果不十分となっています。ただ、これより前の経産省の発表では、一定条件であれば次亜塩素酸水も有効という見解でした。両者の相違はどこから来るのでしょうか。

ツイッターでは、そもそも次亜塩素酸水は生成直後から使用するものであって今回の商品は本来の使い方とは異なるものであることや、効果判定が厳しすぎる、といったご意見をいただきましたことを備忘録としてここに記しておきます。

 

来週は「ヒアレインS」という、スイッチOTCの目薬が発売されます。これは久しぶりの大型案件です。さて、どうなるのでしょう。