婦人薬として有名な「命の母」シリーズに、10月12日、新商品「命の母アクティブ」が全国発売しました。一部地域では以前から発売していたような記憶もありますが、今月から全国発売です。
命の母アクティブのキーワードは「更年期後」。更年期を終えたのに、肩こり、腰痛、だるさなどの体の不調が続くかたに向けた薬です。使い分けとしては、更年期前のかた(PMS症状)には「命の母ホワイト」、更年期のかたには「命の母」、そして更年期後には「命の母アクティブ」、という流れをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。
”更年期後”の不調を生薬由来成分で改善!「命の母 アクティブ」 | ニュースリリース | 小林製薬株式会社
生薬構成はざっくり見ると、疼痛緩和・筋骨強化作用のあるゴシツが入っていることが、今までの赤い「命の母」や、三大婦人薬(当帰芍薬散、加味逍遙散、桂枝茯苓丸)にはない特徴という印象です。トウキを中心として血(ケツ)を改善しつつ、そうした加齢に伴う足腰の痛みなどもケアもする、という位置付けでしょうか。
さて、命の母、気づけばたくさんのシリーズ製品が出ています。公式サイトに掲載されてる命の母シリーズは、なんと現在7種類!たとえば「命の母ホワイトシリーズ ネムルナ」のようにオーソドックスな加味逍遙散の製品もあれば、たとえば「命の母メグリビ」のように加味逍遙散と四物湯を合方した製品もあります。
命の母の公式サイトには、質問に答えると自動的に自分に合った命の母をお勧めしてくれるというAI機能がついてます(たしか、数年前にできました)。面白いので、一度お試しください。
最後に、現場からのお願いです。世の中には、
「母の命、ください」
というお客様がいます。驚いてしまうので、名前はしっかり覚えていただけると嬉しいです。命の母ね、いのちのはは。