今週のニュースです。
パブロンシリーズから、1日2回の服用のかぜ薬「持続性パブロン錠」が9/8に新発売しました。市販の風邪薬として、解熱鎮痛成分イブプロフェンと去たん成分アンブロキソールの2つの成分を同時に持続化とのこと。パブロンシリーズを買いたくて、1日2回ですむものが欲しい方は良いと思います。
https://www.taisho.co.jp/company/news/2021/20210908000823.html
さて、先週の出来事になりますが、厚労省から市販薬の適正販売に関する実態調査の結果が出ました。業界紙から引きます。
「厚生労働省は3日、2020年度「医薬品販売制度実態把握調査」(覆面調査)の結果を公表した。インターネット販売で、コデインなど濫用の懸念がある医薬品を適切に販売したのは約73%と前年度から27ポイント上昇した。店舗販売でも同様の変化が見られ、全体的に改善または横ばいの傾向が見られた。」
【厚労省覆面調査】インターネット販売が改善‐医薬品販売制度の遵守状況|薬事日報ウェブサイト
詳しい調査結果はこちらをどうぞ。
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000824874.pdf
それから、市販薬ではありませんが、ニーズがありそうな良いサービスだなと思ったのが、こちら。
薬を出さない薬局?調剤薬局様向けに睡眠サービス「ねむりの窓口」を、9月3日(睡眠の日)に提供開始|NTT PARAVITA株式会社|NTT PARAVITA株式会社のプレスリリース
「「ねむりの窓口」では、調剤薬局に来局したご利用者様に専用の睡眠センサーを貸し出すことで、その測定結果に基づき健康アドバイスや服薬アドバイスの質を上げることにつなげます。 導入いただいた調剤薬局様には、NTT PARAVITAから睡眠センサーをお預けいたします。 その後、来局されたご利用者様へ睡眠センサーをお貸し出しいただくことで、調剤薬局様にてご利用者様の睡眠レポート(おねむり手帳)の閲覧が可能となります。睡眠情報を可視化することでご利用者様の健康への悩みをより的確に把握できるようにし、調剤薬局様からのアドバイスやサポートの質向上を促し、地域住民の健康を支援していきます。」とのこと。
薬局やドラッグストアでも、このように薬以外の課題解決策を提供するスタイルを、歓迎したいと思います。