あけましておめでとうございます。早速ですが大切なお知らせです。
ブログ「ドラッグストアとジャーナリズム」は、2024年からブログ名を「家庭の薬学」に変更します。
いま、日本社会は医薬品のニュースで溢れています。コロナ禍や医薬品供給不足などを社会が経験したことで、さまざまな問題を抱えながらも、人々の生活にとって医薬品はいっそう身近な存在になったように思います。そうした社会の変化に合わせて、「ドラッグストア」という場所から、「薬学」という領域に、重心に移したいと考えています。
目指すのは、アカデミアの中の「薬学」ではありません。「家庭」の中の「薬学」です。暮らしの中の薬学です。
文字を重ねて、表現を重ねて、人々の暮らしの中の、会話の中で、「薬」にまつわる語りを今よりもちょっとだけ、やさしくて手触り感のあるものにしていきたい。
「言葉は生きている、言葉は暮しのなかにだけ、話しのなかにだけ、見事に生きている」(昭和17年3月)という戦後を代表する編集者・花森安治の言葉を、ポケットライトの代わりにして。
市販薬を中心に情報発信していきますが、市販薬以外の薬についても、少しずつ扱っていきたいと考えています。
今年、ブログは10年目に突入しました。今まで以上に、みなさまのお役に立てるように、日々の生活に根ざした有益な情報を発信する所存です。
今後ともよろしくお願いします。