ストナシロップ小児用が新しくなりました。名前が「ストナシロップA小児用」から「ストナシロップ小児用A」に。なんだそれ・・・。成分もさほど変化はありませんが、抗ヒスタミン成分のジフェニルピラリン酸がd-クロルフェニラミンマレイン酸塩に変更されて…
「ヒアレインSミニ点眼」が11月21日発売です。小分けタイプです。ボトルのヒアレインとの成分のちがいは添加物。ヒアレインミニは保存剤「クロルヘキシジングルコン酸塩液」を使っていません。ヒアレインはこの保存剤が含有されているものの、この保存剤…
久光製薬から「のびのびサロンシップフィットEX」が31日発売しました。 のびのびサロンシップフィットのシリーズは複数あります。いずれの成分も、使用年齢制限のない「サリチル酸グリコール」という鎮痛成分を使っているのですが、今回新発売したものは「…
緊急避妊薬の市販化に向けてまた一歩進みました。発売は来年春くらいでしょうか。 今週、製薬メーカーがリリースを出しました。全国の薬局でも準備が進められています。 あすか製薬株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口惣大、以下「あすか製薬…
今週13日、歌舞伎町で14歳の女子がビルの階段から転落死しました。女子は薬の過剰摂取をしていた可能性があると報じられています。 https://news.at-s.com/article/1826552 厚労省研究班が今夏発表した調査によると、今回の転落死した女子と同じ中学生の…
ちょっとユニークなサービスが最近登場しましたのでご紹介します。 便秘改善のセルフチェックサービス「Bebo(ビーボ)」です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000054126.html ウェブ上で16の質問に答えることで、自分の便秘のタイプを特定…
女性向けの新商品ラッシュです。 田辺三菱製薬より、女性のデリケートエリアのかゆみ・かぶれに効く『メディピュアST』『メディピュアCR』が発売。 ”メディピュア”ブランドは、女性のデリケートエリア向けのシリーズです。今年2月に飲み薬の「メディピュアN…
今週は新商品ラッシュでした。どれも1本記事ができてしまうほど語れる商品ですが、注目度の高いものから紹介します。 最初の商品は花粉症薬の「ナゾネックス」。花粉症薬として病院で処方されてきたメジャー級の点鼻薬です。 ナゾネックスステロイド薬の一…
ED治療薬が市販薬化に向けて一歩コマを進めました。世間的には大して是非を問われることもなく、すんなり承認という印象です。年単位で議論していつまで経っても全国での販売が解禁されない緊急避妊薬とは大違いです。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/202…
小林製薬から「チュメキュア」という新商品が発売しました。なんか発音しにくい名前です。 https://www.kobayashi.co.jp/newsrelease/2025/20250827_01/ ”爪周りのガチガチ荒れ”に使う塗り薬だそうです。 これ、おもしろいのが、ネイルで指先がガサガサして…
風邪に抗生物質(抗菌薬)を処方しても、保険対象になりません。 今週、そんなお達しが下りました。業界紙の報道から引きます。 社会保険診療報酬支払基金は4日までに、医療機関が感冒や小児インフルエンザなどに対し、内服の抗生物質製剤・合成抗菌薬を処方…
良いニュースです。緊急避妊薬(アフターピル)の市販化が決まりました。厚生労働省の専門部会が29日、販売を了承したことを、複数のメディアが報じました。市販化に賛成する回答が9割を占めたパブコメの検討からじつに8年。たとえばそれは、15歳の子…
「のどぬ〜る鎮痛ドロップ」が8月27日に発売すると発表されました。 小林製薬、「のどぬ〜る鎮痛ドロップ」(第3類医薬品)を発売 - 日本経済新聞 ん?この製品は1年前に発売したときにこのブログで紹介していたはずだが・・・と思ってみると、当日は地…
※今週は夏休みということで観光情報をお届けします 外郎藤右衛門の「外郎」 「外郎」の読み方がすぐにわかる人は、甘い物好きか、読書家か、さもなくば歌舞伎好きだ。 日本国内には、古今東西、さまざまな伝承薬、家伝薬がある。宇津家の「救命丸」(栃木)…
「ロキソニンPROフィジカル」(第1類医薬品)が9月9日に新発売します。フィジカル!響きが新しい! https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/newsroom/release/loxonin-pro250807.html どんな製品か。 1回の成分は以下の通り。なお、痛みがある時のみ服用。最…
「風邪薬などOTC類似薬、保険外しに勤務医7割賛成 開業医は消極的」という記事がありました。「日経メディカルオンライン」のインターネット調査です。 風邪薬などOTC類似薬、保険外しに勤務医7割賛成 開業医は消極的 - 日本経済新聞 市販薬で購入できる薬を…
メジコンの液体の子供用が登場するかもしれません。 来週8月1日、「メジコンこどもせき止めシロップPro」の要指導医薬品への指定の要否及び製造販売 承認の可否について厚労省で議論されることになりました。 薬事審議会 要指導・一般用医薬品部会を開催し…
明日は参議院選挙です。市販薬と選挙なんて関係ない?いえいえ、野党第三位である「日本維新の会」の選挙マニュフェストがこちらです(同党ウェブサイトより引用)。 私は日本維新の会の支持者ではないのですが、この党約を掲げたことは、素朴に「えらいな」…
PPI祭りです。アリナミン製薬が「タケプロンs」を8月1日に発売することを発表しました。 日本国内では、もっとも有名なPPIといえるのではないでしょうか。いやまあ、どれも有名ではあるんですが。武田薬品工業が開発したので、名前がタケプロン。しかし、…
6月に国内初となるPPIと呼ばれる胃薬「パリエットS」がエーザイから発売しました。そして今週、国内第二弾となるPPI「オメプラールS」が8月5日に発売されることが今週発表されました。発売元は佐藤製薬です。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/00000004…
市販薬の遠隔販売に向けて、業界の準備が水面化で進んでいます。これを商機として、異業種の支援サービスが現れてきました。 「薬急便 遠隔接客AIアシスタント」、OTC薬の遠隔販売に向けた体制整備を支援 | 株式会社MG-DXのプレスリリース AI技術を活用した…
製薬メーカー「大幸薬品」が、下痢止め「正露丸」の新しい研究成果を発表したことで株価が急伸した、というのが今週のニュースです。 研究成果というのはこうです。日本国内の食中毒の原因として多くを占める寄生虫「アニサキス」。正露丸の成分である「木(…
マダニを媒介して発症する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の報告が増えています。先日は、猫を治療した獣医師がSFTSで亡くなりました。お悔やみ申し上げます。 SFTSはダニに刺されてから6日~2週間程度で発症します。主な症状は発熱や嘔吐、致死率は…
とてつもないスピードで、セルフケアの時代が本格到来です。今週の3つのニュースを紹介します。 ①エスエス製薬がED治療薬をスイッチ申請(つまり、勃起不全治療薬が市販薬になる) https://www.ssp.co.jp/news/2025/20250523/ 業界紙で報じられたのは今週で…
4人に1人が悩まされているという頭痛。頭が頻繁に痛くなる。市販薬を飲んでも治らないことがある。けれども、病院へ行くほどではないと思っている。そんな人は少なくないでしょう。あるいは、病院を受診したとて完治はしないだろう、と考えている人もいる…
錠剤タイプのユンケルこと、「ユンケルゾンネロイヤルEX」が23日発売しました。現行品の「ユンケルゾンネロイヤル」は在庫がなくなり次第、終売となります。 ビャクジュツとガラナがなくなって、オウギとカシュウ、タイソウが加わりました。そのほかの成分…
今週は制度の話を2つ紹介します。 1つめは、こちらのニュース。 薬剤師不在のコンビ二でも条件付きで市販薬購入可能に(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース 当ブログでも何度も書いてきた新制度が、ついに可決成立しました。市販薬は以前よりも購入しやす…
今週、CNNにこんな記事がありました。 シナモン、一部の処方薬と相互作用を起こす可能性 新研究 - CNN.co.jp シナモンに含まれる「シンナムアルデヒド」という成分が、薬との相互作用を示す可能性があるというもの。もっとも、通常のシナモン摂取は問題とは…
ツルハドラッグが5月1日〜31日まで、新たな市販薬の乱用防止策をおこないます。 一部の店舗で2次元バーコードを設置し、特定非営利活動法人「あなたのいばしょ」の相談チャットにつなぐというものです。 ニュースリリースでは、こう書かれています。 ツ…
ここのところ、市販薬の過剰接種の報道がまた増えているような気がします。そのなかで個人的に気になったのはこちらのニュースです。 厚労省「ODするよりSD(相談)しよう」はなぜ“炎上”したのか 「市販薬の過剰摂取」に手を伸ばす若者たちに本当に必要な“支…